妊娠中に子宮頸がん検診で再検査って言われたときの体験談

子宮がん検診、あなたは定期的に行ってますか?

妊娠したことのある人は、大抵産院で初期の妊婦検診と一緒に子宮がん検診もしているはず。

そこで「再検査しましょう!」なんて言われたら・・・

え、私どうなるの?お腹の赤ちゃんもどうなるの?

と不安で夜も眠れなくなってしまいます。

こんにちは、メリッサです。

今回は長女を妊娠中の話。

妊娠中の子宮がん検診で突きつけられた『要 再検査』という結果。

これまでは「ハイハイ子宮頸がん検診ね~。きっと問題ないっしょ♪」と他人事だったのに、4回目の妊娠で初めて自分の身にふりかかりました。

妊娠中の子宮頸がん検査や再検査はどんなことをするのか、どんな可能性があるのかを私の実体験を元にお話します。

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妊娠中の子宮頸がん検診で再検査といわれたときの話

妊婦検診の初期の検査項目の中に、子宮頸がん検診があります。

私も過去の妊婦検診の際に、もれなく4回受けました。

それ以外に、これまで不妊治療で通院していたクリニックでも初診で1度、産後の生理がなかなか安定しなくて訪ねた近所の婦人科でも1度、

初めての妊娠(H20年)から長女を妊娠した当時(H26年)までの6年間で6回、

つまり単純に考えても1年に1回ペースで子宮頸がん検診を受けていることになります。

これは推奨されている「子宮頸がん検診は2年に1回」から考えて優等生な方だと言えるのではないでしょうか。

ということもあって、医学的には何の根拠もないのにただ「自分は大丈夫っしょ♪」と思い込んでいたワケ。

自分はきっと大丈夫♪

なんてことは なーーーい!!!!

性交渉を行ったことのある女性は皆、発症する可能性がある。

つまり妊娠したことのある女性は全員!発症するかもしれないってこと。

自分だけは大丈夫なんて思わずに、定期的に子宮がん検診には行きましょう。

【体験談】子宮頸がん検診で異常あり

実際に私が、妊娠中に子宮頸がん検査で再検査することになったときのお話です。

突然産院から電話が掛かってきたのは2015年お正月が明けてすぐのこと。

翌日に次回の妊婦検診を控えていました。

担当医

前回の子宮頸がん検診で異常があるという結果が出ました。

再検査が必要です。

急いだ方が良いから明日検診にきたらそのまま入院できる?

へ?

入院!??

前年12月の妊婦検診の際に妊娠初期の検査を色々してもらって、その中の項目の1つに子宮頸がん検診が含まれていました。

そこで異常あり、要再検査という結果が出たとのこと。

一瞬で色んなことが頭をよぎりました。

  • お腹の中の赤ちゃんはどうなるの?
  • 妊娠は問題なく継続できるの?
  • 異常ありってどういうこと?
  • 私は癌なの?
  • 子供たちが大人になるのを見られるの?

・・・などなど。

とはいえ、今日聞いて明日入院だなんて到底無理!

幼稚園に通っていた長男はともかく、次男・三男は誰かが面倒を見なきゃいけないわけで。

急なことで私も電話で何を聞けばいいのか頭が回らず、とにかく明日の入院は無理ということを伝えました。

詳しい話は翌日の検診で聞くことにして電話を切りました。

再検査と伝えたときの夫のリアクション

病院との電話を切って即座に夫に電話をかけ直し、再検査だと伝えました。

えっ!!?再検査??

入院!?

とても驚いた様子だったので、私も申し訳なく感じました。

メリッサ
やだ、心配掛けちゃってる・・・(涙)

ごめんねアナタ!!


今めっちゃ忙しい時期やのに。

今すぐじゃないとアカンの?

私の心配じゃなかったーーー!!!

私の体の心配ではありませんでした(怒)

まず最初に出た言葉が仕事だとぉーー!!?(。`Д´。)

その後も夫は私には何も言わずに義母に伝えちゃったり(後日会ったときに「メリちゃん癌なんか?」って言われて初めて知った・・・呆)、

妊娠していない場合は入院なしで出来る検査だと知ると、私も入院なしで済ませられないのかとグチグチ言ってきたり、

もしかしたら子宮頸がんかもと私が悩んでいることなんて、これっぽっちも頭にない夫。

きっと自分の妻は健康で当たり前!と思ってるんでしょうね。

信じて疑わない。

まぁ、そうだと良いんですけどね。そうであるよう努めます。

(でも私の体よりも先に仕事の心配をしたことを、これからもずっと忘れることはないでしょう。チクリ)

世の旦那さまへ

奥様から電話が掛かってきたら、こんなときのリアクションの正解は

「心配だから明日の検診は一緒に行って、僕も一緒に先生の話を聞くよ。」

です。

くれぐれもお間違いの無いようご注意を!

(そしてまだ検査の段階で勝手に両親に伝えないこと!!!)

子宮頸がん検診ってどんなことをするの?

通常の子宮頸がん検診では、内診台に座って器具使って膣の入り口を少し広げ、大きめの綿棒やヘラ・ブラシなどを使って子宮頸部の表面をなでるようにして細胞を採取します。

少量の出血がある場合でも痛みを感じることはほとんどありません。

その前後に内診(膣内に指を入れて、反対の手でお腹の上から子宮や卵巣を押して検査する)をします。

数分であっという間に終わります。

妊婦検診で子宮頸がん検診をしてもらったときは、他の検査や超音波検査用の器具を入れたりもするのでいつ綿棒を入れられたのかも分からないくらいでした。

検査結果の説明

子宮頸がん検診の検査結果は、採取された細胞で診断されます。

私の通っていた病院ではこのようなプリントを使って説明してくれました。

クラス表示 検査結果 病変所見 今後の対応
クラス1 NILM(陰性) 正常 定期健診
クラス2 ASC-US 異形成疑い・炎症 再検査・コルポ診
クラス3a ASC-H

LSIL

軽度~中等度異形成 再検査・コルポ診
クラス3b ASC-H

HSIL

中等度~高度異形成 再検査・コルポ診

場合によっては円錐切除術の可能性

クラス4 HSIL 高度異形成・上皮内癌の疑い 円錐切除術またはそれ以上の切除を要する
クラス5 SCC 上皮内癌・浸潤癌 円錐切除術・子宮全摘などの手術と治療を要する

※病院によってクラスで説明するところもあればベセスタ分類(表の検査結果にあたる)で説明されるところもあります。

私の場合はACS-H(多分ASC-H)のところに赤ペンが入ってますね。

そして再検査の結果が「高度異形成・上皮内癌の疑い」まで考えられるというところにも。

担当医の説明は以下の通り。

  • あくまでも可能性として上皮内癌が含まれているだけで、前回の子宮頸がん検診で問題なかったことを考えても浸潤癌ではないと思う。
    ただ細胞診の結果、軽度~高度異形成と出ているので再検査は絶対に必要。
  • 本来なら子宮頸がん検診の再検査は数分で終わるもので日帰りで可能。
    だけど当時の私は妊娠中で、その電話の時点で妊娠18週目。(妊娠中期)
    妊娠中は全身の血液量も増えてきているので、出血が多くなる可能性がある。
  • 流産の心配まではしなくても大丈夫だけど、100%絶対とは医者として言い切れないから、何かあったときにすぐに対応できるように入院して欲しい。

こう言われると、入院&再検査を拒む理由は1mmもない!

再検査と入院の日程を決めて帰宅。

再検査までは四六時中パソコンに向かって

  • 異形成って何?ASC-Hって何?
  • コルポ診ってどんなことするの?
  • 妊娠中に異常ありでも大丈夫なの?

と、調べまくりの生活でした。

三男妊娠中の検査では異常なしっていう結果が出てるわけで、癌が急激に進行してるなんてことは考えられへんはず!

でも若いと進行が早いとも聞くし・・・。

と不安で、少しでも多く安心材料を集めたくて必死だったような気がします。

ASC-Hって何?

ASC-Hという検査結果は、細胞診の結果が「異常なし・陰性ではなかった」ことをあらわします。

性感染症や妊娠による炎症でも細胞の異常が見られることもあり、必ずしも癌につながる異形成だとは言い切れません。

自然に陰性に戻る可能性もあります。

ただし、軽度異形成から高度異形成を経て徐々に癌へと進む可能性も捨てきれません。

そこでASC-Hという結果が出た場合は、必ず再検査での精密検査(コルポ診)が必要と言われます。

癌になってしまう前に、早期発見するために、再検査と言われたら必ず受けましょう!

再検査・コルポ診ってどんなことするの?

再検査で精密検査と言われたら、コルポ診と組織診を行います。

まずコルポスコープ(膣拡大鏡)という専用の器具を膣内に挿入し、子宮頸部や膣内を拡大して異変がないか観察します。

これがコルポ診。

肉眼で診ることのできない病変や癌を発見できます。

器具を挿入する以外は観察だけなので特に痛みや出血はありません。

次に組織診

これはコルポ診で「正常じゃなさそう」と判断した細胞に薬液をつけて、病変をみつけて専用の金属器具で直接その細胞を採取します。

採取した細胞を顕微鏡で観察し、どの程度の異形成なのか、癌なのかとさらに詳しく調べます。

担当医
プチッと切り取って、その細胞を調べます

プチッと?

麻酔なしで?

ハイ、というわけで組織診は痛みや出血が伴う場合があります。

切り取ると出血するのでナプキンがあると安心です。

妊娠中に異常ありで赤ちゃんは大丈夫なの?

これはあくまで私の場合のお話として、参考までに。

再検査前の担当医の説明では、

私の検査結果で考えられる最悪の場合、この時点で妊娠18週ということを合わせて、出産後の治療開始を選択することになると思う。

(もちろん、私が赤ちゃんよりも自分を優先すると決断すれば話は別。)

癌だった場合は、その進行度合いによってすぐに円錐切除が必要となるかもしれない。

妊娠を継続したままで円錐切除することは可能。

癌だったとしても分娩後の手術で大丈夫な場合もあるので、手術が必要となった場合そのタイミングは精密検査の結果次第になる。

妊娠して免疫力が落ちているので、酷い炎症という可能性も高い。

(性感染症検査では異常なしでした。)

担当医
あまり心配し過ぎず、

まずはとにかく精密検査を受けて、

それからのことは組織診の検査結果が出てから考えましょう!!

ということでした。

精密検査

まずはエコーで赤ちゃんが元気な様子を見せてもらって、「ママ頑張るよ!」と勇気を出す。

(普通の検査にはない工程だけど、お願いしてエコーしてもらいました。)

担当医
では、検査を始めますね。

プチッと切り取るときに痛いかもしれないです。ごめんなさいね。

担当医は若い女医さんで、ポケットに「妊婦診察マニュアル」という本を入れているのを見かけたことがあるくらいの新人さん。

コルポ診や組織診が初めてということで、隣に先輩医師が付き添って指導してます。

若い女性に診てもらうには恥じらいもあるけれど、一生懸命で親身になってくれる上にとても美人の先生で、

「レベルupするのに、私の体でよければ使って下さい!」

という気持ち。笑

隣の先輩医師と小声で会話をしながら、検査を進める担当医。

まずは膣にくちばしの様な器具を入れて、子宮口がしっかり見えるように広げるんですね。

その器具にはいくつかのサイズがあったのだけど、

先輩「こっちでいこうか。」

担当医「ハイ。」

え、痛い。

痛いですよ?

裂けそうなんですけど!?

担当医「良いですか?」

い、痛いですよ~

先輩「うん、大丈夫。経産婦さんだし、このサイズで。」

いえ!!全然、大丈夫じゃないです!!

担当医、なかなかうまくハメられない。

私、我慢の限界

「すみません、ちょっと痛いです(涙)」

先輩「ちょっとサイズ変えてみようか。」

担当医「すみません、もう一度入れますね。力抜いてくださいね。」

私「は、はい・・・。」

痛い、痛いよ先生。

担当医「あともう少しですからね。

これから何度かパチンってしますね。

少し痛いかもしれませんが、ちょっとだけ我慢してくださいね。」

担当医「ここで良いですかね?」

先輩「うん、ここと、あとココだね。」

どうやら異変のある部分を選んで、切り取っている様子。

担当医「もう少しで終わりますからね。」

先生、早く器具を抜いてください!!!!

担当医「はい、これで終わりですからね。止血用のガーゼ入れますね。」

私 んぐっっ!!!(驚) これも地味に痛いわ(涙目)。

担当医「では内診台を戻しますね~。

パチンってなるときはやっぱり痛かったですか?」

私「いえ、その前に入れた器具が痛すぎて、

いつパチンってされてのか全然分かりませんでした!!!」

担当医、苦笑。(笑ってる場合じゃねぇ!)

実際、膣の入り口が裂けるんじゃないかって本気で思うくらい痛くて、痛すぎて麻痺してたのでいつ切り取られたか全然気付かなきませんでした。

検査前はとにかくプチンが怖くて仕方がなかったので、予想外の強敵に気が紛れて良かったかもしれません(?)

器具をハメようと四苦八苦されたり、取り替えて再挑戦したり、再挑戦した器具も変わらないくらい痛かった(涙)

私の人生経験で1位2位を争う、

  痛い思い出の1つとなりました。

経験値を積んだ医師ならもっと対処してくれるはず。

こんなに痛いはずないので安心してください。笑

新米女医さん、ファイト♪ww

入院

その後は産科病棟の看護師さんが迎えに来てくれて、病室へ移動しました。

出産入院以外の入院は初めてで、ドキドキハラハラ。

それに検査の内容も内容なので、さらにハラハラ。

一人で心細かった…(T_T)

夕方子供たちと一緒に様子を見にきてくれるはずの夫は結局来ないまま、夕食を頂いて、早めの消灯です。

普段は、子供たちに両側からギュウギュウ押されて、小さくなって寝ることが多い私。

ベッドで一人で寝るっていうのも、久々過ぎて逆に落ち着かない!!

周りからは新生児の幸せな泣き声が聞こえてきて、なんだか泣けてくる。

長い眠れない夜でした。

翌朝、止血ガーゼを取り出してもらって、異常がないか確認してもらって退院です。

すぐに通常通りの生活に戻りましたが、出血することもなく、問題なく無事に検査は終わりました。

再検査の結果

検査結果が出るまでの1週間、とても複雑な気持ちで過ごしておりました。

そしてその検査結果は、「大丈夫そう。」でした。

なんだかスッキリしない検査結果・・・。

ですが、とりあえず分かったことは「癌ではない。」こと。

正常ではない細胞があるけど、それが異形成なのか炎症なのか妊娠中は判断できない。

産後の1ヶ月検診のときにもう1度子宮頸がん検診をして、そのときの結果を見る必要がある。

そのときに陰性だったら炎症だったと判断できる。

産後は当分の間、定期的に検診をして経過観察していく。

というお話でした。

《まとめ》妊娠中の子宮頸がん検診で再検査と言われても

妊娠中の子宮頸がん検診は、自分ひとりの体の問題だけではないので余計に心配や不安が大きくなります。

  • 再検査=癌というわけではない
  • 異形成だけでなく炎症でも異常ありになる
  • 自然に治まる可能性もあるので、怖がり過ぎず再検査といわれたら必ず受ける!
  • 妊娠中の精密検査は大事をとって入院となる場合もある
  • 精密検査が流産の原因になることはほぼない
  • コルポ診・組織診はめちゃめちゃ痛いわけではない
  • でも新米医師が担当した場合はめっちゃ痛いかもしれないw
  • 組織診は出血するのでナプキンがあると安心
  • その後の経過は担当医の指示に従って、きちんと観察する
  • 異常なしといわれても定期的に子宮頸がん検診を受ける!!

出産後の1ヶ月検診でした子宮頸がん検診は違う病院で受けたのですが、ASC-USだった記憶があります。

「次は半年後にまた検査しましょう!」と言われました。

それはもう、真面目に検査してもらうつもりでおります。

つもりでおりましたが・・・

生後半年の娘と3兄弟の育児に追われ、随分と期間が空いてしまいました(^^;)

(そして、つい先日行ってきました。汗)

皆様も「私は大丈夫♪」と思わず、市から案内が来たら良い機会だと思って行きましょうね!!

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