4人目で初めての女の子となると、服から何から全部買い直し!?と焦りましたが、結局お兄ちゃんたちのお下がりを着てもらうこともしばしば。新生児のころの肌着は買わずに済ませました。
とはいえお下がりとなると、「こりゃ性別関係なくても可哀想やろ。」っていうものも多いです。
こんにちは、メリッサです。
破れてるもの、伸び切っているものは迷わずサヨウナラ。
だけど「これは可愛い、思い入れもあるし男女関係なく着れるデザインやし着せたい。」と取っておいたものが「え?こんなに汚くなってたっけ?」と着せるには申し訳ない状態になっていることも。
その原因は時間が経って浮かび上がってきた黄ばみやシミなどの汚れ!
普通に洗濯しても真っ白にキレイになるわけじゃない。
白くなるといっても塩素系の漂白剤は色柄ものには使えないし、そもそも小さな子供の服には使いたくない。
そこでおススメするのが煮洗いです。
加熱して殺菌できるので、赤ちゃんの服にもピッタリのお洗濯方法。
タオルの黒ずみや臭いがついてしまった夫のTシャツなんかにも効果あります。
あきらめていたお気に入りのお洋服が復活するかもしれませんよ。
Contents
お下がりのシミ・黄ばみは煮洗いで真っ白にできる!
新生児時代に使っていた肌着や布オムツは、キレイに洗濯して仕舞っていたつもりでも「首周りが汚い・・・」「こんなところにシミが!」と時間が経って汚れが浮き出てくる場合があります。
ママ友にいただいたお下がりも、全体的に黄ばんでいたり色柄物だとくすんでいるように見えて、「可愛いんだけど・・・(悩)」という状態のものも。
娘が嫌がるので食事中にエプロンをつけないのですが、そのせいでTシャツや肌着の首周りに油汚れが溜まってきています。
せっかくの可愛いお洋服が、シミや黄ばみがあるとラブリー度半減・・・( ̄ε ̄;|||
というわけで、煮洗いしてキレイにしちゃいましょう!
煮洗いで必要な物
- ステンレスのお鍋(大きければ大きいほど◎)
- トングか菜箸
- 粉石けん
- 粉末の酸素系漂白剤
アルミのお鍋は化学反応で溶けちゃうので絶対にダメ。
熱いお湯で洗濯するので、かき回したり取り出すのにトングなどを利用して火傷しないようにご注意を。
粉石けんは、洗濯用の粉洗剤と間違わないようにしてくださいね。
ミヨシ そよ風せっけん 洗濯用粉石鹸
シャボン玉 スノール 無添加石鹸
太陽油脂 パックスナチュロン 粉せっけん
酸素系漂白剤は、液体のものでもイイっちゃいいけど効果を求めるなら断然粉!
シャボン玉 酸素系漂白剤
粉石けんも粉末酸素系漂白剤も、ホームセンターやドラッグストアなどでも簡単に手に入ります。
煮洗いに適した生地は綿・麻
煮荒いは生地に負担が掛かるので、綿や麻などの丈夫な生地が適しています。
タオルや布きんなどはもちろん、赤ちゃんの布おむつやスタイも。
化繊などのデリケートな生地は縮んでしまう可能性があるので×。
濃い色物は色移りしてしまう可能性があるので、似た色同士で分けるほうが安心。
アイロンで接着するようなワッペンは、お湯で溶けて外れてしまう可能性アリ。
どんな汚れに効果がある?
時間が経って浮いてきた汗染み・黄ばみや油汚れ、タオルの黒ずみには効果抜群です。
生臭くなってしまった布きんや、長時間保管していた洋服などのニオイ汚れにも効果的。
- タオルの黒ずみ(残った汚れを柔軟剤でコーティングを続けると黒くなってくる)
- 赤ちゃん肌着やスタイのシミ(ミルクの吐き戻し、食べこぼしなど)
- 布オムツの漂白・消臭・殺菌
- 布きんの漂白・消臭・殺菌
- シャツの首周りの黄ばみや汗染み
- 時間が経って出てきた黄ばみ・シミ など
泥汚れ・黒カビには効果がありません。
【煮洗い手順】娘の服を煮洗いしてみた!
まずは大き目のステンレスのお鍋を用意して、湯の準備をします。
沸騰するほど熱くしなくて大丈夫。
あまり熱すぎると生地を傷める原因にもなるので、触ったら「アチッ!」くらいで。(火傷しないでね。)
大さじ2杯ほどの粉石けんを入れました。ぐるぐる溶かします。
そこに煮洗いしたい洋服を入れて、酸素系漂白剤を大さじ1~1・5杯ほど。
ここら辺の量は適当です。石けんより少なめで充分。
あまり温度が高すぎたり湯の量が多いと、このときに泡が拭きこぼれてしまうので注意。
弱めの火で様子を見ながら行ってください。
トングか菜箸で、汚れの部分にこの泡が当たるように動かします。
そうしているうちに、黄ばみはすぐに真っ白になります。
赤ちゃんの肌着など薄い生地のものは、長時間つけすぎずキレイになった時点で鍋から出しましょう。
幼稚園の制服のYシャツも傷みやすかったです。
それ以外のものは、洋服を入れて一度下がってしまったお湯の温度が再び上がったら、火を消して漬け置き。
頑固な油汚れやタオルの黒ずみは10分くらいごく弱火で煮続けます。
30分くらい漬け置きしながら途中汚れの落ち具合を確認し、気になる汚れがあれば石けんを少量足してみましょう。
汚れが落ちていないからとゴシゴシ擦りすぎてしまうと、生地を傷めやすいのでご注意を。
漂白剤の注意書きに「2時間以上漬け置きしないように」などとあれば、くれぐれもその時間内にとどめてください。
最後は洗剤を入れずに洗濯機で洗濯し、すすぎは2回します。もちろん手ですすいでもOK。
石けんのすすぎ残しが気になるようであれば、新しいお湯に洗剤を入れずに(つまりただのお湯)数分煮てください。
お湯にドロッと石けんが溶けだしてくるのが分かると思います。
干すときは太陽光をしっかり浴びるように干すのが理想。
漂白効果があるので、煮洗いで落とし切れなかった汚れを白くしてくれます。
キレイに甦りました!
首周りの黄ばみが、
真っ白に!
シミになってしまったオムツ漏れのあとも、
真っ白に!
お気に入りの手作りスタイも食べこぼしで汚くなってしまい、最近は使ってなかったのですが、
この通り、キレイに復活したのでまた使います♬
before写真を取り忘れていたのですが、一番酷かったこの下着。
首周りの黄ばみが写真1枚目のボーダーTよりも酷かったのですが、この通り真っ白です。
コツ・ポイント
- お鍋の中には詰め込みすぎず、少なめの方が洗浄効果が届きやすい
- 洗剤を入れるときは火を弱めにして、吹きこぼれないように注意
- 煮洗いで汚れが取り切れなかったからと、ゴシゴシ揉み洗いし過ぎると生地を傷める
- 酷い黒ずみや油汚れは、煮洗い中にお湯が真っ黒になるので1度変えましょう。汚れがまた戻ってきちゃいそうなくらい、お湯が汚くなります!
- タオルの黒ずみは小まめに煮洗いするのは大変。毎日の洗濯で、粉末漂白剤を入れて多めの水量で洗うことで防げる
- それほど酷くない汚れは煮洗いまでしなくても、蛇口から出てくる最高温のお湯をバケツに張って粉末漂白剤の漬け置きで充分落ちる
- ニオイ汚れを諦めてサヨナラしようとした夫のTシャツが復活
- 太陽の漂白効果も信じてみて♡
《まとめ》あきらめる前に一度試してみて♪
白いものはさらに白く、色柄物はくっきりキレイに。液体の漂白剤を使っても落ちなかった汚れにも効果があります。
特におすすめしたいのが赤ちゃんの衣類。
強い塩素系漂白剤は使いたくないけれど、清潔にしてあげたい。
部屋干しで臭いが気になる服を着せたくない。
お下がりのお洋服でもキレイな状態で着せてあげたい。
衣替えで半年振りに出してみたら・・・という汚れにも、あきらめる前にぜひ一度煮洗いを試してみてください。
「鍋で洗濯なんてめんどくせー。」と思いますが、それ以上にあっという間に汚れが落ちていく過程は感動もの!
家族の使うものがどんどんキレイになっていくと、「私って結構主婦力高いやんな。」と嬉しくなるのですw
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