お察し上手は口下手!?旦那さんにお願いするときのポイント

こんにちは、脱『察してちゃん』推進委員会のメリッサです。(自称)

前記事からの続きです。

旦那の不満を呟くあなたへ脱『察してちゃん』のすゝめ
こんにちは、元『察してちゃん』のメリッサです。 “元”って書いたけど、本当に卒業できてるのかちょっと怪しい…。笑 でも自覚することが、変わる第...

Twitterを見てると旦那さんへの不満や愚痴が毎日のようにTLに流れてきます。

もちろん呟いて吐き出してスッキリして、ストレス溜め込まず上手くいってるなら問題ないのですが。

  • 不満のある現状が何も変わらず大噴火しそう!

あるいは

  • 何度か大噴火してるから、いい加減に変えたい!!

という方は『察してちゃん』を卒業して、不満を解消する方へと歩み始めてみてはいかがでしょうか。

長らく心のワンオペ状態を続けてきたあなたは、自分が思っている以上に頑張り過ぎです。

そろそろ心も体もしんどくて、限界が近付いているのではないですか?

旦那さんは案外「言ってくれたらやるのにー!」と思ってくれてます。

「そんなに頑張り過ぎなくても良いんだよ!」とも思ってくれてます。

ほんのちょっと勇気を出して旦那さんに1つ用事をお願いすることができたら、そんな優しい世界で生きていたことに気付くはず。

まずは言葉で伝える練習を始めましょう。

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脱『察してちゃん』言葉で伝える練習しよう!

『察してちゃん』を卒業するために、言葉で伝える練習を始めるにあたって、ポイントは5つ。

  1. 旦那を信じる
  2. 妥協しない、嘘つかない
  3. 感謝も伝える
  4. 諦めない
  5. アイメッセージ

では順番にご説明いたします。

1.旦那を信じる

大好き同士で結婚した相手のはず。ですよね?笑

それはつまり、自分が旦那さんを大好きなのはもちろんですが、旦那さんもあなたのことが大好き!!ってこと。

大好きな人に意味不明にイライラされるより、笑顔でいてもらいたいですよね?

笑顔でいてもらうために自分にできることがあればやってあげたい、って思いますよね?

手伝ってって言われたら、むしろ頼りにしてもらえたって嬉しくなりますよね?

旦那さんもあなたと同じようにそう思ってくれているってこと、信じましょう!

2.妥協しない、嘘つかない

ゴミ出しをお願いして、本当は全部やって欲しいけど申し訳ないような気がするから準備と後片付けは私がして、旦那さんは持って行っただけ。

それで「ゴミ出ししてあげた!!」とドヤ顔され。

「アンタがやったのは普段私がやってるゴミ出しの一部だけなの、分かってる?」って思ってるから「ありがとう。」って言えなくて、旦那さんは「せっかくやったのに、感じ悪いな。」という顔。(←察する能力ピカイチちゃんなので気付いてしまう…。)

全然私の趣味じゃないぬいぐるみのプレゼントをもらって、笑顔で「ありがとうー!」って言ったら次も似たようなぬいぐるみをプレゼントされ。

「正直嬉しくないな~。かといって、捨てるのも気が引けるし。」

で、適当に置いといたらホコリかぶってて、旦那さんがそれを見て「せっかくあげたのに、全然大切にしてないやん。」って言うと、「だって!」って脳内逆ギレしちゃいません?

そもそも、赤ん坊じゃないんだからちゃんとすべきことが分かればゴミ出しだってお風呂掃除だって、何でも出来ますって。笑

ただあなたが満足するやり方を旦那さんは知らないだけ。

プレゼントも笑顔で「ありがとう。」って言われたら、相手が喜んでるって思うのは当然。

いえ、私たちはその笑顔の向こう側にある「なんか違う。」を察してしまうので、「あ、これは違ったか。」と分かってしまいますが。

けれど、それを「察する能力イマイチくん」に求めても無理なんです。

「このぬいぐるみは正直趣味じゃないけど、プレゼントしてくれたことは嬉しい!」と、素直に伝えて大丈夫。

そもそも普段から自分が好きなものや欲しいものをバンバン言えばいいんです。

「こんなの好きー!」「こんなの欲しいー!」「あれカワイイ、けど私の趣味じゃない。」

普段全然思ってること言わないので、相手もあなたの趣味を知りません。

だから最初は旦那さまの、もしくは世間一般の「良さそう。」をプレゼントするしかないんですよね。

あなたが満足する、心から嬉しいと思えることを伝える。

それは旦那さんとは違う方法かもしれないし、違うものかもしれない。

お互いに「相手も自分と同じように思ってるはず!」っていう思い込みがあるので、言われなきゃ分からない。

①の『旦那は私が大好き』を信じて!

あなたが心から喜んでくれるのが、旦那さんも嬉しいの!!

3.感謝も伝える

妥協でもなく嘘でもない、自分が本当に嬉しいと思うことをやってもらえたら、自然と感謝の気持ちは生まれます。

そのときは「ありがとう。」をちゃんと伝えましょう。

思っていないところまで、無理して感謝する必要はありません。

してくれた旦那の下心を察知してしまうときには「うむむ…。」となることもありますが、下心を受け取らないのはまた別の話。

でもやろうとしてくれたこと、自分のためにしてくれたこと、お願いして引き受けてくれたこと、そこは少なくともありがたいですよね。

普段、気持ちを伝え慣れていない私たちは、「ありがとう。」を伝えるのも苦手。

心からの「ごめんなさい。」を伝えるのも苦手。

(その割に「すみません。」をめっちゃすぐ言っちゃう。)

ありがとうもごめんなさいも、言われて気を悪くする人はいません。

特にありがとうは、心から言えるようになったら世界の見え方がマジで変わる!!

「ありがとう」って言ったときの旦那さんの顔、察する能力ピカイチちゃんの能力を使って見てみて!

4.伝わるまで諦めない

一度伝えて思うようにいかなかったからと言って、「やっぱ分かってくれない。自分でやろう。」と諦めてしまっていませんか?

私たちは、言葉で伝える能力がまだまだ初心者ということを思い出して!

一方の旦那さんも察する能力初心者で、私たちの伝える能力の乏しさをカバーできるほどではありません。

諦めずに、伝わるまで何度でも言い方を変えて伝え続ける。

一度伝わったら、「なるほど!夫はこんな言い方した方が分かりやすいんだ!」「こうやって頼むとスムーズだな。」っていう経験値を積めます。

こうして旦那さんに対して伝える能力が、初心者から少しずつレベルアップしていくんですね。

「あ、ちゃんと伝わってなかったわ。」と気付いたら、

「ごめん、何か私の言い方悪かったかも。」「違うねん、そういうつもりで言ったんちゃうねん。」

と訂正して、もう一度別の言い方で再挑戦。

我が家で私から夫、私から子供たちに向けて、よく使われるセリフです。笑

5.アイメッセージ

相手に伝わりやすい伝え方って、あるんですよね。

その代表が、このアイメッセージ。

前記事で「相手に変われと望んでも無理」「自分が先に変わるしかない」と書きましたが。

相手に変わって欲しいときって大抵相手が悪いのではなくて、相手のやることが自分にとって都合が悪いだけ。

それを大義名分、世間一般で言われてそうな正当性を振りかざして、あたかも自分の言い分が正解みたいに言われても、人は動きたいと思うでしょうか。

「普通こうでしょ!(だからあなたが変わって)」

「そうするのが常識だよ?(だから違うあなたがおかしい)」

私だったら「はぁ?世間はそうかもしれないけど、私は違うし!!」とイラついて、心のシャッター完全閉鎖で終了しちゃう。笑

「世間一般ではそうかもしれないけど、俺がこうしたいんだー!」って言われた方が、よっぽど熱が伝わってくるわ。(私はねw)

で、この「俺がこうしたい。」というのは主語が自分ですよね。

アイメッセージとは、このように主語が私(=I)のメッセージです。

  • 事実
  • 影響
  • 感情

の順番で、主語を自分にして伝えます。

頼み事や手伝って欲しいことがあるとき、相手を動かそうとするユーメッセージよりも、自分の感情を伝えるアイメッセージの方が効果的。

外から動かそうとされると無意識で反発したくなるけど、相手の気持ちを聞くと自ら動いてあげたくなるんです。

好きな相手であれば尚更!

例①家族でおでかけの朝、予定の出発時間に間に合いそうにないとき

主語が相手の場合…

準備と片付けとやらなアカンこといっぱいあるのに、(あなたは)何で子供とテレビ見てんのよ!(あなたが)手伝ってよ!!

主語が私の場合…

準備と片付けとやらなアカンことがいっぱいあって、間に合いそうにもなくて(私は)テンパっちゃうー!!手伝ってくれたら(わたしは)助かる!

例②旦那がテレビ見て晩酌中、子供のことで相談したいことがあるとき

主語が相手の場合…

今日子供が○○なことがあってさ~、って(あなたは)聞いてるの?二人の子供のことやねんからもっと(あなたが)興味持って聞いてよ。

主語が私の場合…

今日子供が○○なことあってさ~、(ってコイツ聞いてないな。)

(私が)話したい事あんねんけどいい?子供の話を無関心そうにされると(私は)寂しいわ。聞いてくれると(私は)嬉しいねんけど。

家事って、やり慣れたマイルールがあるじゃないですか。

効率の良さとか、見た目の好みとか、子供のころから実家がこうだったとか。

自分のやり方じゃないとモヤモヤして、口出ししたくなることもあるんですけど、そんなときも、このアイメッセージを試してみて下さいね。

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旦那さんにどんどんお願い事しよう!

実は私、最初は夫に「ゴミ出しに行ってきて。」すら言えなかったんですよ。

どれだけ子どもの世話で忙しくても、風呂掃除も茶碗洗いもゴミ出しも掃除も大嫌いな洗濯畳みも、家事は全部私がすべき!!だと思い込んでいましたから。

専業主婦だし、子どものときに父がやっているのを見たことなかったし、女だし、自分が担当するものだと昭和のカチコチ頭で決めつけていたんです。

でもそんなの関係ねぇー!(古…w)

と気付いて言ってみたら、夫はすっごく嬉しそうに「よっしゃ、やったろう!」と引き受けてくれました。

女性から頼られるのは、嬉しいもんなんですかね?笑

何でも自分でしなきゃと1人相撲してたなんて、アホらしっ!と今では思うんですが、最初に頼むときはとても勇気が要りました。

でもその喜んで引き受けてくれる表情を見てたら「嬉しいな。ありがたいな。」と思うし、愛されているなとも実感するし、だから自分も喜んでやってあげたいと思うし、負のスパイラルを抜け出してより良い関係に発展していけそうな気がします。

そこでね、

何で私たちは頼み事するのにそんなに勇気が要るんだろう?と考えてて気付いたことがありますので、それは次回にお伝えしますね。

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