こんにちは、脱『察してちゃん』推進委員会のメリッサです。
こちら▽の記事の続きで3話目になります。
- 人に頼み事するのが苦手
- 誘うのにすっごい勇気が要る
- 手伝ってと気軽に言えない
これらが当てはまる貴女はきっと、場の空気を読むのが上手で相手の気持ちを先回りして頑張ってやってあげちゃう、まさに察する能力ピカイチちゃん。
世間では『お察し上手』とも言われます。
察する能力ピカイチちゃんは、ともすると察してちゃんになりがち。
(注:あくまで「なりがち」ということで、=ではない!)
伝える能力を手に入れて、察する能力ピカイチにもかかわらず察してちゃんではない、となれば次の分岐で人間関係スムーズな世界にいくこと間違いなし!!
なのですが、私たちのようなお察し上手の元『察してちゃん』は、自分が思ってることを人に言うのが苦手。(脳内独り言は文字数オーバー気味)
中でも頼み事やお誘いをするときは、超絶勇気が要るんですよね。
その理由について考察しました!
Contents
察する能力ピカイチちゃんが気軽に頼み事できない理由
相手の小さな変化を無意識で捉えて感じていることに気付いてしまう。
相手が自覚していない心の裏の裏の裏の裏(それってすなわち表?笑)の顔色までうかがってしまう。
そんなあなたはお察し上手な察する能力ピカイチちゃん。
だから、その場の雰囲気で「誰か○○してくれる人いないかな…?」っていうのを察知してしまうと、いたたまれなくなってやってあげたり。
頼まれると、相手に悪いような気がして自分を多少犠牲にしても引き受けちゃう。
誘われると、そんなに気が進まなくてもOKしちゃう。
そんなところ、ありません?
ズバリあるでしょう!!
そう、お察し上手なあなたは、断れない人でもあるんです。
断れない人
気が乗らなくても自分の都合が良くなくても、誘われたら頼まれたらとりあえずOKしちゃう。
そんなあなたは、無意識の中にあるマイルールBookに『断るのはNG』と書いてあるはずです。
- 断ったら相手に悪い
- 嫌われるかも
- 次はもう誘ってもらえないかも
- 自分が頼んだときに断られるかも
- 自分がやってあげなきゃ困るかも
- 困ったら私のせいになっちゃうかも
- 引き受けたらもっと好かれるはず
- 助けてあげたら感謝されるはず
等々のエンドレス断らない理由がその下に書き連なっているはず。
断らない理由、
それすなわち、
断れない言い訳。 ビシィッッ!!m9( ゚д゚)
うぉーう!過去の私に巨大ブーメラぁン ・・・…… 》;°o°) グサッ!
断れない理由を突き詰めていくと、最終的には自己都合の言い訳に辿り着きます。
嫌われたくないし、感謝されたい。
でもそんな気持ちで引き受けてもらっても、相手は嬉しいでしょうか。
前記事にも書きましたが、外から動かそうとされると人は無意識のうちに抵抗したくなるんです。
コントロールドラマの記事、これも途中で止まってる…。汗
感謝されることで自分のMPを増やそうっていう、そういう魂胆なわけですよ、分かりやすくいうと。
極端に言うと感謝の強制。感謝の搾取。
で、続けているうちに、
『自分を犠牲にしてまで引き受ける。
頑張って多少嫌でも引き受ける。
都合が悪くても自分よりも他人を優先して引き受ける。
断るのはNG。』
っていうのがマイルールBookに出来上がりました。
そしたら私たちは相手に同じリアクションを要求しちゃうんですね、無意識のうちに。
断ることを相手に許さない、面倒くさい女
こういったマイルールBookを相手にも要求しちゃうっていうパターンは、頼み事以外のあらゆる場面でも私たちはやってます。
要求しちゃう、あるいは、相手も同じだと思い込んでるとか。
(マイルールBookの項目は生まれてからこれまでの間に何千、何万、何億と積み重なっています。)
私はいつも自分を犠牲にしてまで引き受けるんだから、当然あなたも引き受けてくれるわよね?
そう思っていたいんだけど、どこかで自信がない。
- こんな頼み事したら嫌われちゃうんじゃない?
- 主婦として母親として、失格だと思われるんじゃない?
- ダメな女だってみんなに思われそう
- なんでも自分で出来る完璧な人間じゃないと価値がない!
だけど、勇気を出して試しに小さなこと頼んでみよう!!
・
・
・
・
・
断られた!!!!!
あぁ、やっぱり私は愛されていなかったー!涙
嫌われた!!
そんなことも自分で出来ないのかって、呆れられた!!
主婦として母として女として人間として、
私はダメなんだわ~~~!!
ウワァ。・゜・(/Д`)・゜・。ァァン!!!!
こうしてまた、頼み下手で口下手な『察してちゃん』として、殻にこもって、独り…。
っていうのが過去の私。
冷静に客観的に読んでみると、「面倒くさい女」臭がハンパないですね。苦笑
『断る』に対する世間とのギャップ
「言わなきゃ分かんない。」と、言葉で伝えるのがデフォの世界で生きてる人にしてみれば、断るのも引き受けるのも自分気持ち第一優先で当然!!なので、そこまで重く考えてないそうなんですよね。
「レストランで好きなメニュー注文するでしょ?
嫌いなメニュー頼まないですよね。
食べたいもの頼む。
それと同じで、やりたいなら引き受けるし、イヤなら断る。」
これ聞いたとき、ほぉぉおぉぉ!!!ってなりましたよ私。
驚きましたよ。
全然違う世界で生きてるんだ私たち!!って、目が覚めましたよ。
だって私、レストランで好きなメニューや食べたいもの頼むってことすら、普通レベルでしてなかったんだ!!!!ってことに気付かされたんですもん。この時に初めて。
レストランですら周りの顔色伺って注文してただなんて、不憫…。
子どものときに好きなもの注文して文句言わたことがあるので、周りの人が注文するのを見て、値段や品を合わせることを優先して選ぶようになって、それが当たり前になってました。
でも意外と多いんじゃないかなと思うんですよ。
以前ブログに「家族でレストラン行ったとき、私は劇辛キムチうどんが食べたいのに、子どもと取り分けるために全然食べたくもないきつねうどん食べてるのに、夫は何も気にせず好きなもの頼んでて、私が食べたいものを食べれていないことすら気付いてくれない!!」ということを書いたとき、女性から賛同されましたもん。
今思えば、「そらそう!」なんですけどね。
当時は「気付いてすらくれない!!ムキーーーーヾ(`Д´*)ノーーー!!!」って真剣にイライラしてたんですよ、私。
頼んでみなきゃ断られるかどうか分かんない!
ハイ、つまり何が言いたいのかというと、
頼み事するとき、私たちは相手のことを考えすぎて申し訳ないような気がして頼むのが悪いような気持ちになっていましたが、
相手はそこまで重く受け止めてない。
やってあげたきゃ引き受けるけど、無理なときは断る。
それは聞いてみなきゃ分かんない。
頼んでみなきゃ、分かんない。
だから、どんどん言ってみれば良いんだよ~!!
ってことです。
自分が気が進まないときや、無理なときに断ることができるようになれば、相手が断るときも「仕方ないよね~!」「そんなときもあるよねー!」と軽く受け止められるようになります。
頼むのも断るのも断られるのも慣れてきます。
イチイチ「私って愛されてないんだー!!!」なんて嘆いたりしなくなりますよ。笑
そりゃ相手にも都合がありますからね。
頼んだときに気になってたニュースやってたらテレビ見る方が大事だし、
忙しかったらお願いされたこと忘れちゃうことだってあるし、
体調や機嫌が悪いときに人のことまで引き受けてられないし、
楽しいことしてるときは続けてやってたい気持ちも分かる。
だから断られても、「仕方ないよね~!」「そんなときもあるよねー!」(´∀`*)
断る権利はお互いにある
頼まれても無理なとき、気が進まないとき、それは手伝わない方が良いんじゃないかなと感じるときって、あるよね。
気が重いのにやってあげる。
で上手くいかなくて「あーぁ、だから嫌だったのに。」って後で思う。
思ったほど感謝されなくて「せっかくやってあげたのに!」って相手を責めたり。
これ完全に負のスパイラル。
自分が頼まれたら断れない、手伝ってって言われて断るのは悪いと思っているから、相手もそうだと思い込んでいるけれど、そうじゃない。
相手には断る権利がある。
もちろん、自分にも断る権利があるの。
どんどん頼んで、どんどん断わられて、どんどん頼まれても断って、経験値重ねていきましょう!
『断るのはNG』っていうマイルールBook、書き換えていきましょう!!