私ばっかり好き?与えてばかりと悩むあなたへ【愛情表現の違いについて】

こんにちは、メリッサです。

皆さんのお悩みを伺ってお返事を書くとき、いつも我が身を振り返るのですが、毎回のように感じること。

私たちが当たり前の事に思っていることって、当たり前過ぎて普段意識していないことほど、当たり前じゃないんだなぁ、と。

あれ?日本語難しい。笑

簡単に言い直すと、『当たり前のことなんて無い。』ってことになるかな。

シンプル過ぎて、逆に伝わらなそうな気もする。汗

中でも、愛情表現の仕方についての当たり前。

好きだったら、大切だったら、こう表現するのが当たり前。

こういう思い込みを皆が持っています。

自分で我が身を見つめて、「こんな愛情表現の仕方を私はしてるな。」って認識している人、そして正しく認識できている人って、どれくらい居るでしょうか?

認識が正しいか正しくないかは置いといて、(置いとくんかい!)

「みんな自分の愛情表現が当たり前って思ってるけど、それ当たり前とちゃうからな。」

って気付いてるってことが重要なんです!というお話。

あなたは相手の愛情、ちゃんと受け取れてますか?

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私ばっかり与えているという不満

メリラボの読者であれば、私たち夫婦の愛情表現が全然違うということはご存知かもしれません。(どんだけマニアックなw)

ちなみに私は、基本的に行動で示すタイプ。

自分を後回しにしても、支えよう!応援しよう!尊重しよう!

し過ぎてしんどくなることも、もちろんある。

たとえ相手が罪を犯しても、その罪は憎くとも相手のことは憎めない。

その代わり、好きとか大切とか滅多に言わない。

思いが強ければ強いほど、言えなかったりもする。(子は別。)

対して夫は、言葉ファースト。

好きとか愛してるとか、結構平気で言えちゃう人。

言葉に行動が伴ってるかどうかは私には判断できない。

なんせ私の愛情表現は「全部丸ごと受け入れる。」なので、そこは自分と違うなって思う。

夫は「会社の従業員は、家族に犯罪者が出たらすぐに辞めてもらう。」と言うのだけど、それ聞いて「え!何で!?(驚)」ってなる私とは、全然違うんだろうな。

あとサプライズのプレゼントも私は大して嬉しくないのだけど(←)、夫は結構する。

欲しいものだったら素直に喜ぶけど、そうじゃないときは…ねぇ?(そうじゃないことが多いんだ、実際に。汗)

私は何が欲しいか聞いて欲しいし、何なら現ナマも大歓迎。

どっちが当たり前で、どっちが正解ってことはありません。

多数が正解ってこともないし。

ただ「お互い違うよね。」っていうだけです。

お互いの愛情表現が違うと最初から知ってたわけじゃなくて、分析して気が付いたこと。

結婚10年目にして、やっと。笑

以前は私も「夫のことは何でも受け入れているのに。好きって口だけで、全然愛されてない!」と思っていましたが、どうやら愛されていないわけではないと気付くことができました。

ホロスコープにマジで感謝。

(私は太陽♓金星♑火星♎、夫は太陽♊金星♈火星♋。)

愛情表現の仕方を覚えるのは…

  • こうされたら、自分は愛されていると感じる
  • 自分はこうやって愛情を伝える

これは、子供のときに親とどんな関係だったかが大きく影響します。

誰だって子供のときはお母さん・お父さんのことが無条件で大好き。

そして、お母さんやお父さんも自分のことを無条件で愛してくれていると信じていて

両親が幸せで笑顔で喜んでくれることが、子供の喜びです。

だけど、親のなかには『無条件』じゃない場合もあります。

ニコニコ笑って「はい」と答えるときだけ愛してくれたり、

100点取ったとき、ピアノで賞をとったとき、試合に勝ったときだけだったり、

家のことをしたり、話を聞いてあげたときだけだったり、

お酒が入ってるときや、暴力の後だけだったり。

それをしないと愛情をもらえなかった子供は、それをすることが愛情表現だと信じます。

親に好かれたくて、愛されたくて、喜んでほしくて、笑ってほしくて、けなげだった子供のころの私たち。

子供のころに親から教わったカタチを愛情表現の正解だと思い込んで、私たちは大人になりました。

愛情の伝え方は、基本的にあの頃と何も変わっていないのかもしれません。

相手の愛情表現、ちゃんと受け取ってる?

片思いのときとか付き合って間もない時期は、相手に与えることが喜びになります。

喜んでくれたことが自分の喜びになるから、give&takeでgiveのみの一方通行でも、お返しとして成立する。

でも一定期間を過ぎると、『喜んでくれたことが私の喜び』の量は若干減ります。

もう仕方ないです。

恋は盲目の時期を過ぎたら、もう仕方がないのです。

それでも相手のことは変わらずに大好きなわけですから、愛情表現は続けますよね。

与え続けます。

人によって、どれくらいのgiveに対してどんだけtakeできたら満足っていうのは違うかもしれませんが、まぁ大体同じくらいだとしましょう。

自分のgive分を、相手の喜んでくれた笑顔で十分まかなえていた時期が過ぎたら。

そりゃ「takeさせてー!」ってことになるでしょ?

「何よ、釣った魚にはエサはやらないってわけ!?」ってプンプン怒っちゃうわけですよ。

私ばっかり与えるのー?

あなたも頂戴よー!

と不満ばかりがどんどん膨らんじゃうわけですよ。

じゃあ、本当に相手はgiveしてくれていないの?っていうと。

自分が思っているカタチではないだけで、めちゃめちゃ愛情表現してくれているかもしれませんよね?

逆に言えば、自分がgiveしてるとばかり思ってても、相手が思ってるカタチじゃなくて受け取って貰えていないかもしれない。

この場合、お互いに「自分ばっかり与えてるー!」って不満を抱えてるってことになります。

せっかくどちらもgiveしてるのに、お互いちゃんとtakeできてない。

めちゃくちゃもったいないーー!!!!

お互いの愛情表現がどう違うのかを知る

じゃあどうすればいいの?って言うと、お互いの愛情表現を知ればイイだけ。

  • 私はこうされたら愛されていると実感できる。
  • 私はこんな風に愛情を伝える。
  • じゃあ、あなたは?

そりゃ相手が素直にtakeできるカタチでgiveできれば理想ですが、なかなか急に愛情表現を変えるのも難しい。

自分が信じてやってきた以外の方法だと、「こんなんでちゃんと伝えられてるの?」って何だか心細くて。

だから、まずはお互いがどんな風に愛情を与える人なのかを知るっていうところから。

知っていれば、「あぁ、私の思ってるカタチとは違うけど、これがこの人の愛情表現なのね。」って気付いてあげることができる。

気付くことができたなら、受け取ることも出来るでしょ?

もちろん、世の中には『ありがた迷惑』という言葉も存在しています。

「それちゃうねん!私が欲しいの、それちゃうねん!」ってことは多々あります。笑

だからと言って、愛情表現の仕方を否定されると、これまでの自分まで否定された気がしてどん底に悲しくなるのでやめておきましょう。

お互いの表現を尊重しつつ、相手が欲しいカタチでも与えられるようになれたら素敵です。

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【まとめ】受け取り上手になりたいものです

自分の愛情表現が「これが当たり前で、これが正解!」って思い込んでいると、せっかく相手が伝えてくれていてもその愛情を受け取れませんよね。

愛情の取りこぼしを防ぎましょう! 笑

そういえば母も本当に自分が欲しい贈り物じゃないと、あからさまに喜ばない人だったなぁ。

いや、あぁやって私の審美眼を鍛えてくれていたのかも。(←)

(小学生のとき母の日に贈ったビーズのパールがついた髪飾りを見て、「本物だったら。」って一度だけつけてその後ソファーの下に転がってた・・・。)

子供たちには、無条件で愛していると伝えたい。

そりゃ、親の欲目で望むこともあるけどさ。

だとしても。

何を選んでも何を好きになってもどんなことに巻き込まれても。

あなた達が大切だということだけは変わらないってことが、私にとってはもはや事実なのです。

あとはやっぱり・・・「それちゃう!」ばかり言ってないで夫の愛情をちゃんと受け取ろう!笑

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