7月も、もうすぐ終わり。早いよ、早すぎるよ~!!
あ、でも夏休みはとっとと終わって欲しい…。笑
こんにちは、メリッサです。
家の中、カオス。
幼稚園と小学校の夏休みがズレてるため子供全員が揃う夏休みは1ヵ月もないし、揃ってるときくらい楽しく!と思うのに、昼ごはんの残りや片付かない部屋と兄弟ゲンカの声でカオス。
さて、そんなカオス状態の我が家で、2歳の娘が手足口病を発症しました。
熱が出なかったため、私も気付くのが遅かった…。汗
手足口病は子どもの夏風邪3大トリオの1つで、私が住む街でもちょくちょく「今流行ってるらしいよ~。」という話を聞きます。
感染しやすい上に潜伏期間があるので、気が付く前にうつし合いっ子しちゃうのね。^^;
最近では大人がなると子供よりも大変!と聞くので注意が必要ですが、娘は熱もなくてすごく元気。
- この発疹は何だ?
- 病院は絶対行かなきゃいけない?
- 外出はダメなの?
これらに関してあくまで一例として、娘の手足口病(発熱なし)の経過や、お出掛けの際に考えたことを記しておきます。
もしやこの発疹は手足口病?それ以外にも発疹が出る似た病気があるの?という方のために、画像も掲載しております。
Contents
子どもの手足口病。発疹と外出について
最初に気になったのは7月22日(土)の夜。
お風呂上りにオムツを履かせようとして、お尻に赤いポツポツがあることに気が付きました。
ん?これは、何だ??
この少し前、両足の付け根に肉擦れができて痛がっていたので、オムツ内は注意して見ていました。
ふーむ、あせもかな?
ポツポツはお尻の両側に3・4個ずつくらい。
赤くて、虫に刺されみたいな気もするけどオムツの中なんて刺されんよね?という感じ。
翌日23日(日)になると、太ももの裏と手にもポツポツが増えてて、「こりゃあせもじゃないよな。」と思い始めていました。
長男の部活を見に行って、ママ同士のお喋り途中で「そういえば、コレなんだと思う?」っていう話を切り出した瞬間に、
手足口病
というワードが急に頭の中に閃きました。笑
あれ、急に何でだ?笑
と申しますと、病院の受付で働くママさんが、そうかもよ!とすぐに調べてくれて。
というわけで、「手足口病ぽい!」という結論に至りました。
子どもの発疹と言えば…
ちなみに子供に発疹が出る病気といえば、手足口病以外に水疱瘡・水いぼ・あせも・突発性発疹などがありますね。
この特徴と言いますか、違うと判断するポイントは発疹の見た目と時期かなと思います。
あ、あくまで素人ママの意見です。
水いぼ
1㎜~5㎜と小さくて、赤みが少なく白っぽい芯があるのは水いぼ。
脇の下、横腹、太腿の内側、膝裏、腕の内側など、皮膚が擦れやすいところに増える。
円の中の白い丸が水いぼ。
真ん中の赤い発疹は、あせもからとびひになりかけ。(とびひの過去写真に水いぼも写ってたの。)
水疱瘡
発熱から頭・顔から赤い発疹が出て、痒みがあると水疱瘡。
水膨れができて、体中に広がっていき、破れて汁が出て瘡蓋になって治っていきます。
真夏は感染が少なく、頭(髪が生えているところ)にも発疹が出る水疱瘡と、夏風邪で口の中に発疹が出て頭に出ることはほぼないのが違い。
だけど『あせも+手足口病』と『水疱瘡』のなり始めはそっくりで、正直お医者さんでも区別がつきにくい。
数日すればどんどん違いが出てくる。
けど水疱瘡の場合は処置が早い方がいい&学校・保育園は休まなきゃいけないので、迷う症状が出ている場合は自己判断NGです。
突発性発疹
熱が出て、下がった後にぶわーーーーっと急激に発疹が増えるのは突発性発疹。
数日発熱が続くこともあるけど、高熱でも比較的元気。
下痢を併発することが多く、手のひら・足の裏・顔に発疹が出ることはまれ。
基本的に2歳くらいまでの赤ちゃんが掛かることが多い。
朝起きて熱が下がったと思うと発疹に気付いて(写真1枚目)、その夜(2枚目)、一晩(3枚目)でお腹周りはこの通り↑。
あせも
あせもは、酷くなければ涼しい部屋で汗をかいたら優しく拭くか水浴びでマシになる。
痒みがあっても、子供は元気。
体全体に広がるほどに出たとしても、口の中には出来ない。
種類が色々あるし、酷いととびひになるのであせもはあせもで早く治してあげたい。
あせも↑ とびひになりかけ↓
それぞれ画像を比較してみると、何となく違いが分かると思います。(水疱瘡は写真ないです。スミマセン。)
夏風邪三大トリオ
夏風邪三大トリオと言われているのが、ヘルパンギーナ・プール熱・手足口病。
プール熱はプール以外でもうつってしまうことがありますが、主な症状が長めの発熱と結膜炎(目の充血)。
症状が違うので迷うことはないでしょう。
ヘルパンギーナとは似てるの?違いは?というところ。
我が子が手足口病とヘルパンギーナをどちらも経験して思うところで言うと、ヘルパンギーナは、
- のどちんこの両側に発疹(小さな口内炎みたいなやつ)
- 飲み込むときにめっちゃ痛がる
- すこーん!と突然39℃くらいの高めの熱が出る
- 手足には発疹が出ない
という感じでした。
小児科に行ったとき、口の中を見てのどちんこの両側の発疹で確定されました。
手足口病の主な症状・特徴
その名の通り、手足口に赤い発疹が出ます。そのまんま。
中心の部分(ちょっと色が薄い部分)が楕円形をしていることも特徴。(全部が全部じゃない)
ただ最近では娘のようにオムツの中の部分(お腹の下の方とか、お尻)とか、顔(特に口の周り)にも発疹ができる新型タイプの手足口病が登場しています。
免疫力の低い乳幼児と、お年寄りにも感染者が多いんだそう。
娘のように発熱しないことも、全然珍しくありません。
発熱したとしても37℃~38℃くらいで、一晩であっさり下がることも多いです。(次男はこのタイプだった)
手足口病は、夏風邪と言われる通りウィルスによって感染し、1度ではなく何度も掛かる可能性もあります。
そして、手足口病に特効薬はありません。
安静にしてゆっくり体を休めて、体の中から免疫力を高めて、自然治癒を目指します。
(あまりに発疹が酷いと塗り薬が出ることもある。)
口の中の発疹は、口内炎のようにとても痛がります。
娘はご飯を食べるときに「イタイい~(涙)」と口を抑えて泣きました。
よだれも増えて、Tシャツの首回りがベタベタに…。
刺激の少ない&本人の好物であるヨーグルトやアイスは喜びましたが、それでも痛がりながら食べていました。
うどんと白飯も大丈夫そうだったな。
元気で食欲もあるのに、食べようとすると痛くて無理!っていうのがすごく可哀想だった(;_;)
★注意★
まれに、高熱で髄膜炎や急性脳症など重症化する場合があります。
様子を見ておかしいと思ったら、ただの夏風邪と軽視せず早めに病院で診てもらいましょう。
娘の手足口病、熱はないけど外出はダメ?
最初に気になった発疹ははお尻周り。
次にお尻周りの範囲が広がって、さらに足の裏や太腿、手のひらへ。
太腿、手のひら、足の裏の発疹
まだちょっとボヤっとして微妙な発疹。
口は気付くのが遅かったけど、そういえば22日(土)の夜ごはんのときも泣いていたような気がする。
口の中を噛んだのだと思ってたけど、もしかして既に口内炎みたいになってたのかも。
24日(月)に小児科で「まぁ、手足口病だろうね。」という診断。
特に検査をしたわけでもなく手や足の発疹を見て、口の中にも口内炎があるという私の発言によって。
膝や肘にも発疹が
発疹が膝や肘にも出て、足の裏・手のひらの発疹も増えて、くっきりしたものに。
上↑の写真は、楕円形の特徴が分かりやすいね。
この頃は、発疹に触れると痛がっていました。(ただ娘はまだボキャブラリーが少ないので、痒いと痛いの違いが微妙。)
太腿の発疹がすごく増えてる。
けど、とくに痛がったりは痒がったりはしなかった。
「熱があるときは、外出せずに家でおとなしく。
だけど、熱はない。
口内炎が酷くてご飯が食べられない・水分が摂れないときは、体力が落ちてるから家で休む。
だけど、食べれてるし、飲めてるんだよね?
特に制限はないけど、まぁゆっくり休めるなら休んで。」
ふむ。
地域や保育園・学校によって、診断書や登校許可証の提出が求められる場合もあるそうですが、特に私の住む地域では不要です。
それに娘は集団生活もしてない。
買い物や長男の部活には連れていかなきゃなんですが、密接に関わる人が家族以外にいないことを考えると、
行って良し。
と考えて大丈夫そう。
ただし、会う人には娘が数日前から手足口病であることを伝えて、特に乳幼児連れの人とは直接触れ合うことはないように私から離れないように努めました。
潜伏期間にうつりやすいことを考えると、時すでに遅し感は否めないけど。
兄弟間はうつってしまったときは仕方ないって思えるけど、家族以外は話は別ですよね。
そして集団生活に属していない娘のことを考えると、おそらく感染経路は兄3人たちからと考えられます。
それぞれ小学校or幼稚園からウィルスを貰って、本人は元気だから発症せず、でもウィルスは娘へパスしちゃった、という感じかな?
ということは、兄3人や私&夫は免疫力を下げないように栄養つけてしっかり寝ていれば、ある程度手足口病の発症は防げるかな?と予想しています。
(すでに感染はしていると思う。7月28日現在、家族で誰も発症していません。)
ただし!!
手足口病のウィルスは症状が治まっても、咳や鼻水からは約2週間・便からは1ヵ月くらい排出されるそうです。
つまり、その間は感染の可能性があるということ。
オムツの取り扱いは慎重に、手洗いもしっかりとを心掛ける必要があります。
気をつけなきゃいけないことは
- 自己診断による誤診
- 発熱からの重症化
- 脱水症状
- 症状が治まってからも感染する
今回の娘の手足口病は、発熱もなく、発疹もピーク(口内炎の痛み・発疹の増加)は2日ほどでした。
小児科でも細かい検査はなく、薬の処方もなく、収束に向かっています。
が!!
初めての場合はきちんとお医者さんに診断してもらっていた方が安心できます。
手足口病だろうしまぁ放っておいて大丈夫だろう。と素人判断して、もしも別の病気だった場合、治るのに時間が掛かってしまうかもしれません。
例えば水疱瘡の場合は、早めの処置で症状を軽く抑えてあげることができます。
とびひはお薬を塗ると治りも早いですが、放っておくとどんどん広がる&悪化します!
- 水分がしっかり摂れている
- ごはんもある程度食べられてる
- 発熱がない、もしくはすでに平熱
という場合は、移動や待ち時間の負担を掛けてまで通院する必要はないかもしれません。
手足口病だと思ったらすぐに病院へ!とは思いませんが、注意して見てあげて、様子がおかしいと思ったら早めに対応してあげてくださいね。
《まとめ》発疹が出始めて1週間
明日で発疹に気付いて1週間になります。
娘の発疹は、赤みが消えて中心部分がカサブタになっていたり皮がむけているところもありますが、ほとんどがすんなり消えました。
発熱がなくしんどそうな様子は無かったものの、口内炎が痛くて食べられないピーク2・3日の間は可哀想でした。
あとやはり見えるところに発疹があると、お医者さんに外出OKを貰っていても気を使います。
知恵袋などのQ&Aサイトでも、「手足口病って分かってて外出するって、どういう神経してんの?」という書き込みがあったりしたので、余計に。
ただ、感染の心配がなくなるまで外出しないというのは現実的ではありません。
発熱・発疹の1週間前~解熱後1ヵ月は感染の可能性あり、ということなので、手足口病と気付いてから1ヵ月以上元気な子供を家に閉じ込めておくことになります。
(もちろん、発熱があったりご飯食べられずに体力が落ちてたりすると、それ以前の問題です。)
小さな赤ちゃんが集まる場所への参加は控える、会う人には伝えるなどの配慮はお約束しますので、「外出ってどういう神経してんの?」という方には許していただきたいです。