前々からこの日だって言ってんのに、夫が長男の音楽会の日に仕事の休みをとるのを忘れていました。
去年みたいに音楽会(土曜)の代休をフル活用した3連休で、今年のキャンプ納めに行こう!っていう話をしていたのにぃー!!
というわけで、母子キャンデビューを企んでおります。ムフフ。
こんにちは、メリッサです。
母子キャンとなると、何から何まで大人1人しかも女性!か弱い女手1つ!で設営することになります。
特に心配なのはタープ。
そこで母子キャンデビューする前に、私は1人でタープを脹れるのか挑戦してみることにしました。
愛用のREVOタープLを初設営する前に私がした準備はたった1つ。
それはイメージトレーニング ビシーー(m9`∀´)ーッッ!!
キャンプ場に到着して、説明書やスマホを片手にあーでもないこーでもないと1人で奮闘している姿は正直カッコ悪い。
その上チビっ子が常に周辺をウロチョロしているので、時間を掛けてダラダラ設営している暇もない。
実際にタープを張るときは、最低限の手順が頭に入った状態で動きたい。
できればスムーズに。
できればスマートに。
優雅に。華やかに。美しく。 ・・・。
思い立ったが吉日でタープ設営に挑戦することに決め、まずはイメトレして、その後実際に女1人でREVOタープを張ってみました。
まだまだ改良の余地はありますが、これだけできれば十分!
あとは実際のキャンプで経験値を重ねていくしかないっしょ♫
というわけで、私のやったイメトレ&初タープ設営についてご紹介します。
Contents
女1人でタープを張る方法。準備はたった1つだけ!
大人1人で子連れでキャンプに行くかどうか迷う理由。
それは私の場合『1人でタープを設営できるかどうか、やったことがないから分からない』という、この1つに尽きます。
テントは何とかなるっしょ。←楽観的。
それ以外も総じて何とかなるっしょ。←ズボラなのであんま細かいこと気にしない。
でもヘキサタープはそのままじゃ自立しない。
だから1人がポールを支えて張ると、いうのが一般的なファミキャンでの設営方法ですよね?
ね?ね??
小2の息子が役に立つはず♡とアテにしてると泣きを見ることになりそうなので、基本は自分1人で、手伝ってくれたらラッキー♫くらいの感覚で考えておきたいところ。
そこで実際にタープを張る前に準備=イメージトレーニングをします。
タープを張る場所に到着したらどんな風に動き設営していくのか、できるだけ具体的にイメージして、あとは実際にその通りにやってみるだけ。
具体的なイメージを膨らませるのは、
いくつかのサイトで張り方をチェックして共通点を見出してコツを掴んでおくと、いざ自分が設営するときもスムーズに動けるし、
どんな失敗をしやすいのか他の人の設営レポを読んでおくと、うまくいかなかった場合も慌てずに対処を考えることができます。
それではまずタープの設営方法を見直してみます。
基本のタープの張り方
取扱説明書を読んで、基本のタープの張り方を再確認しておきます。
慣れてくると自分たちのやり易い方法で固まってきちゃいますが、ポール支えてもらう方法のままではダメなので、初心に戻って。
取扱説明書の設営方法
- 設営する場所が決まったらタープを広げる(メインポールを立てる位置に黄色いウェビングがくるように)
- スチールペグ4本を固定
- 張縄ショート(自在1コ付)4本をタープの四隅を取り付ける
- タープ→ロープの順にメインポールとセット
- 自在を締め上げて固定
- タープの四隅からをスチールペグで固定し、ロープの自在を調整して完成。
あとはシワがないように調整して、サイドポールを使ったりメッシュ部分の使い方をアレンジして、自分の居心地の良いリビング空間に。
ってことなんだけど、
正直、初めてタープ買いました!って人はこの取説だけだとピンと来ないよね絶対。不親切。
熟練キャンパーのアドバイスで張り方とコツを掴む
キャンプ歴の浅い初心者キャンパーが1人でウダウダ考えるよりも、ネットに数多く存在している先輩キャンパーが書いてくださった『1人でタープを設営する方法』を読んで、抑えておきたいポイントをチェックしておきましょう。
これまで何度もタープを設営しているので、大まかな張り方はREVOタープの取り説でも理解できます。
しかし、今回は『1人で』張れるための手順&張り方を知ることが重要。
文章だけでイメージするのが難しければ、動画を見れば具体的かつ明瞭になります。
基本の立て方はどのヘキサタープも同じだけど、REVOタープは形状が特殊。
そこで、シワが出来にくいように張る方法など細かいところは同じREVO利用者のレポが役立ちますね。
いくつか読んだところで、コツみたいなものが分かってきたような気がします。(気がするだけかもしれないが・・・汗)
1人でタープを張るときの設営方法とポイント
①ロープの準備
購入してきたばかりであれば、ロープの準備から始める必要があります。
REVOタープには長くて自在金具2つのものが2本、短くて自在1つのものが4本が付属で入っています。
長い方は半分のところで輪を作っておき、短いほうはタープの4隅のテープ(黄色じゃないグレーのウェビング)に取り付けておきましょう。

ユニフレームのHPより
②タープの設営場所を決めて、広げる
タープを張るのに慣れないうちはスペースがめちゃ広く必要になります。
できるだけ広めの場所を確保し、風向きや光の方向を考えてどの位置にメインポールを立てるかを考えたら、タープを広げます。
メインポール同士の対角線が延びていれば、きれいに広がっていなくても大丈夫。
風でタープがうまく止まらなければ、タープのメインポールを刺すグロメット(穴のとこ)にペグを仮止めしておく。
これで止まらないくらい風が強ければ、一人での設営は諦めたほうが無難。
風向きや光の向きに自信がないうちは、周りの先輩キャンパーが設営している向きを真似しちゃいましょう!
③メインポールのガイロープをペグで固定
長い方の二股になったロープの先をまずペグで固定します。
メインポールの方にはまだロープの輪っかを引っ掛けてなくて大丈夫。
(絵はメッシュ角と短い角が逆転してるけどスルーでよろしく。)
メインポールをタープの対角線上に真っ直ぐになるように置いたら、90℃に倒して直角二等辺三角形を作る。
(この辺りのペグ打ち場所の決め方なんかは後で紹介する動画を見てもらうとイメージしやすいと思う。)
このペグ位置が、丈夫できれいにタープが張れるポイントになるらしい。
ロープが長めに余裕が出るように、自在の位置を調整しておきましょう。
取説では50℃~70℃と書かれている角度が、この方法だと90℃になってしまうことになる。
でもまぁ、ここは素直に先輩のアドバイスに従っておくことにする。
この図だけ見ても、タープの設営にいかに広いスペースが必要になるかが理解できるね。
④メインポールを1本ずつ立てる
さぁココからが『やる前は難関に思えた』ポールを立てる作業です。
まず1本のメインポールの先に、取説の図1を参考に二股のガイロープの真ん中に作った輪が上、タープが下になるようにとりつけます。
たまにブログでウェビングにポールを刺しちゃってる人を見かけるので注意!
タープのグロメット(銀の穴)に刺しますよ~!!
そしたらポールを立ててみましょう。
↑このような感じになるかと。
ロープ2本とタープの重みの3方向への力で支えられているのでポールが自立します!
ポールは少し外側に倒すような角度で。
ロープの力が弱いと感じたら、少し短くなるように自在を調整しましょう。
ここでぎゅっと締めすぎてしまうと次が上手くいかないので注意。ほどほどに。
ではもう片方のポールも立てましょう。
タープの下から外側に向かって、矢印のように立てるとスムーズです。
ここで先程のロープが短すぎると「え、え、言われた通りにペグ打ったはずなのに届かないんですけど!!!」ってなります。
ポールは上に向かって広がっている逆ハの字の角度になっていると理想。
この時点で二股ロープがビンビンにきつく張られている必要はありません。
ポールが倒れないように自在を調整したら、それで大丈夫。
⑤残りのロープをペグダウンする
残った4隅の角に取り付けたロープをペグダウンしていきます。
すでに2本のポールを立てるという大仕事を終えているので、あとは落ち着いてタープがビシッと美しく決まるようにペグダウンする位置を考えましょう。
一般には稜線(メインポール同士の対角線)の真ん中と角を結んだ延長線上がシワになりにくいペグ位置だとされていますが、
REVOタープの場合はその形状の特殊さから見極めにくいので、ウェビングテープの縫い目の角度を信じるのがベストだそうです。
おぉ!なるほど、これは新発見。
つまり、この縫い目の角度の延長線上にペグダウンします。
遠ければ遠いほど理想だそうです。
が、それはサイトの広さやお隣との兼ね合いもあるでしょうから、良きところで。
REVOタープはメッシュ部分を直接地面にペグダウンして、プライベート重視&夜はランプの反射で明るい空間を作ることも可能です。
その場合は遠いどころか一番近くにペグダウンすることになりますね。
ただウェビングを利用して直接ペグダウンするよりも、ロープを利用した方が強風時に力が逃げやすくて良いという先達の意見も。
ふむ。
経験値を重ねて、天候と好みに合わせて上手く使い分けられるようになりたいところですな。
⑥ロープの張り具合を調整して完成
全てのペグを打ち終わったら、サブロープ→メインロープの順に自在を調整してロープを締め上げていきます。
一気に100%ではなく80%→100%と2段階くらいに分けて力を掛けていきます。
しっかりロープを締めると指で弾いたときベンベン!と音が鳴りますが、女性1人だと全体重を掛けてもそこまでテンションを掛けるのは正直無理。
精一杯の力で自在を調整したら、ポールの立ち位置を少し外側にずらして逆ハの字の角度を垂直に近付けてあげると、タープの高さが上がって全体にテンションがかかります。
タープの張り方動画を見てイメージを明瞭に
私が参考にした動画をいくつか貼らせてもらいます。
自分の手持ちのタープと同じものを探せば、その方がより参考になるかもしれません。
REVOタープの設営方法 byユニフレーム
メーカーの動画なので基本的な設営方法から片付け方法まで確認できます。
丁寧で細かいので張り方が分かりやすい。
REVOタープの張り方 byアシーズブリッジ
ポール倒れとるやないかい!と突っ込みたくなりますが、最初のペグ位置とか分かりやすい。
色んな張り方のバリエーションも紹介してくれてます。
スノーピークヘキサタープの張り方
上のユニREVOタープと同じ方のスノピバージョンの設営動画ですが、他の色んなメーカーのも存在してるので探してみてください。
奥須磨公園で実際に1人でタープの設営に挑戦してみた!
これでイメージトレーニングは十分のはず!というわけで、早速近所の公園に行ってタープを1人で張れるか挑戦してみました。
今回訪れた公園は奥須磨公園。
ママ友とBBQができる場所を探していたときに、教えてもらったところ。
どんな公園なのか本当にタープ張っても大丈夫なのか、公園の広さも人の多さも分からないし、とりあえず行ってみよう!
奥須磨公園はBBQもできるとにかく広い公園
多井畑厄神さんの東に隣接し、ため池や広場が自然を残して整備された公園。
広大な林の合間に道が繋がり、緩急異なるその形状を生かしてウォーキングやジョギングに勤しむ人もたくさん訪れています。
バーベキューができるのも本当。
駐車場無料で入園料も無料で予約も申請も一切不要。神。
到着したら真っ直ぐにタープの練習に使わせてもらうバーベキュー広場を目指します。
駐車場は土曜日の朝だというのに満車で、空いたスペースに勝手に停めている車もあれば、駐車場横の多目的広場に停めている車も。
車で10分の距離なのに、こんなに人気の公園だとは知らなかった!
駐車場から入り口を通って急な坂道を降りるとすぐにバーベキュー広場です。
舗装された道なので台車を利用して荷物を運ぶこともできますね。
バーベキュー広場にはイス&テーブルと広場があるのみ。
日除けのタープやBBQコンロはもちろん食材や炭の販売もないので、全ての道具・材料は持ち込みになります。
炊事場はなく水場はこんな感じのいわゆる公園のものだけなので、下準備は自宅で済ませておいたほうが良さそうですね。
ゴミ捨て場がないため持ち帰りになりますが、炭は捨てられるようです。
これだけでも助かる~!
バーベキュー広場のすぐ隣にトイレがあるので、子供も安心。
飲むとトイレが近くなる人にもありがたいw
バーベキュー広場に下りてくるまでの坂道の途中にチビッコ広場がありました。
ジャングルジム、鉄棒、滑り台、ブランコなどの至って普通の遊具ですが、子供たちはBBQの準備ができるまでの間ここで遊べそう。
私が到着したときにはすでに数家族いらしてたので、そのすぐ隣で練習するのは気まずいな~と思い、他にも場所がないかと探してみると、
広いバーベキュー広場から、さらに坂道を降りたところにこじんまりとしたスペースを発見。
こちらもバーベキュー用のスペースのようです。
イス&テーブルと炭捨て場があります。
今回は誰もいなかったのでココを利用して、タープを張る練習をすることにしました。
ただ、今思えばこれだけ広い公園なんだし、タープの練習後にBBQや持ち込みのランチを食べるって言うならともかく、
本当に練習だけなら奥須磨公園内の他の広場を利用しても良かったかも。
雨撤収で濡れたままのテントとか、天気の良い日に芝生広場で設営して半日遊んでれば乾きそうだね。
新幕体をゲットしたとき、試し張りにも使えそうな公園です。
【基本情報】奥須磨公園
住所:兵庫県神戸市須磨区多井畑若林 兵庫県神戸市須磨区多井畑小松ケ内
駐車場
- 利用時間: 9:00〜17:00
- 収容台数: 30台
- 駐車料金: 無料
多井畑厄除八幡神社側の駐車場がもう少し広めですが、こちらは参拝客専用です!
公園だけを利用するために駐車するのは禁止されているので注意しましょう。
実践!1人でタープを張ってみる
それでは1人でタープを張ってみましょう。
まずはメインポールとタープを取り出して、場所を決めて広げます。
我が家のタープはすでに何度か使っているので、二股の輪や四隅への取り付けなどロープの準備は済んでます。
次にポールを伸ばしてメインロープのペグ位置を決めます。
初めてなので忠実に。
直角二等辺三角形もこれで完璧ww
4ヶ所のペグダウンが済んだら、さぁポールを立てるときがきました!
立ちました~~~~!!
☆:*:・。゚(゚ノД`゚)゚。・:*゜☆
一見飄々と、しかし内心ではイメトレを思い出しながら子供たちに邪魔されながらの作業で、片一方のポールが立っているシーンを写真におさめる余裕がありませんでした。(汗)
ここまでで10分。
あとは残り4隅のロープをペグダウンしてきます。
使える面積が狭いのであまり遠くまでロープを伸ばせませんが、こんな感じ?
うむむ。シワが気になりますね。
さらにサイドポールを利用してみます。
写真ではサブポール1本ですが、実際にはこの後もう1本立てました。
この角度だとさらにシワが目立ちます・・・。
ここまででさらに10分。
こんなですが、何とかタープを立てるまでに20分掛かったことになります。
でも初めての1人タープ設営で、ポールが無事に立ったことには感激!
細かい調整をしてシワを減らしてもっとキレイに張るとなると、さらに時間が掛かることに。
この後でテントを張ることを考えたら、母子キャンではもう少しテキパキと動かねば子が飽きてしまいそうですね(´・ω・|||)フムム…
感想・反省
正直な感想を述べさせていただくと、1人でもイケる!なんとでもなりそう!と自信に繋がりました。
タープの片付けも思った以上に何とかなりそうです。
REVOは長方形じゃないので畳むのに一苦労しましたが、ストップウォッチで計ってみると完成形からバッグに全部入れるまでに10分。
やっぱ立てるよりは仕舞う方があっという間ですね。
私の理想は飄々と設営してキレイな完成。
そこ目指して、あとは経験値積みます!
さらには時間を縮めていきたい。ササッとスピーディーに美しく。
これまでは夫婦で適当に役割分担して使ってきましたが、自分1人でタープを張る方法を調べて調べて実際にやってみると、ペグもパワーアップしたものが欲しいと思い始めました。
我が家のペグの現状これ。
左の短いのはテントの付属ペグ。
右は付属のスチールペグと、スノーピークのソリッドステークが数本です。
ソリステ6本セットを購入したはずが3本しかない。どこ行ったーー!?
どこかに刺しっぱなしで帰ってきちゃったんだろうか。
とにかく付属のままだと先日のような強風では耐えられないし、メイン40cm×4本プラス残り4隅用の30cm×4本は揃えておきたいところ。
(先輩キャンパーはこのペグ使いがおすすめだそう。)
今は目立つ色で忘れ物とつまずき防止になりそうなエリッゼステークが気になってます。
ペグだけじゃなくて、ガイロープも目立つものに変えたいな~。暗闇で光るやつとか。
あとはテントとのドッキングが毎回納得行かんので、1人での設営ではこだわってみたい。
経験値積むと共に道具も少しずつ揃えていきます!
私がチェックしているペグ&ガイロープ
《まとめ》1人でもタープは設営できる!
今回初めて1人でタープの設営に挑戦してみて、何とかなりそうなことが分かりました。
ポイントは、
- できるだけ広めのスペースを確保する!
- メインロープのペグ位置の決め方とポールを立てるときのロープのテンション
- 残り4隅のペグ位置は縫い目の角度を信じて遠くに
手順を抑えてスムーズに動けるようにイメージトレーニングを重ねたら、後は経験値を積むしかありませんね。
ユニフレームREVOタープの美しさと自由なアレンジを楽しめるように精進します!
まずは母子キャンデビューがどうなるか、その後の報告に乞うご期待。
私の愛用タープはUNIFLAMEのREVOタープ♡