子供と同じ空間で仕事する~一緒にいるのにパソコンに夢中の母親ってどうなの?

ねぇ、どれだけ早起きしたと思ってもセミがめっちゃうるさいんだけど、何時起き?

暑さに拍車をかけるよね。ジリジリと。

折角の爽やかな朝な時間を、アスファルトを素足で歩けないくらいの酷暑!にしてしまう効果音。

こんにちは、メリッサです。

私のお仕事スタイルは、『自宅のリビングの片隅の机でパソコンに向かう。』時間が長いです。

1日のほとんどをこの机の前で過ごし、気になったものをすぐ調べるためにスマホも手放せない。

末娘は未就園児なので、1日中私と一緒に過ごしているわけだけど、だからといって1日中私が遊んであげるわけでもない。

今は夏休みなので、つまり他の子たちも同じです。

この環境は悪なのか?

ふと考え始めたときは「うん、確かに少し可哀想なところがなくもないかもな。」と思ったのだけど、結論は「今の状況を無理して変えなくてもイイんじゃない。」に落ち着きました。

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私は1日中パソコンに夢中の母親です

夏休みに入ったのでとにかく家の中がすごく騒がしい。

上3人が小学校&幼稚園に行っている間に集中して済ませていた作業も、度々呼ばれることによって分断されて、全然スムーズにいかない。

今ママお仕事してるから、後でね!!!!と口調がついキツくなってしまうこともある。

最近DVDデッキを新しく買ったので、まだ扱いに慣れていない子供からの操作リクエスト。

そんな一瞬で終わるようなことならまだマシなんだけど、溜め込んだ夏休みの宿題の丸つけ数ページや不毛な兄弟ゲンカの一部始終を両方から長々と聞かされる時間は、作業に夢中になっている手を止められるとストレス。

本当に子どもって空気読まないよね。

(くっそ、リモコンも早く覚えろー!笑)

夏休みなのでこの状態は顕著だけど、これは当然娘1人しかいないときにもある。

特に現在2歳1か月の娘は絶賛イヤイヤ期中で、誰ゆずりなの?と本気で悩むくらい頑固で気が強くて気性が荒い。

1人遊びも得意だし、お昼寝は大抵1人で勝手に寝るけれど、どれだけ集中していたとしてもお昼ごはんの時間になると手を止めて一緒に食事する。

私一人なら3分でかき込む素うどんも、娘が一緒だとその数十倍掛かる。

そして娘の昼食が素うどんだったときの小さな罪悪感もチリツモ。

そして食事を終えると母はパソコンの前に戻るのである。

ご機嫌なときはすぐに1人で遊び始めるけれど、そうでないときだってある。

相手をするもパソコンの前から動かないことは多い。

娘は私に対してどんなイメージを持っているんだろう?

ずっとパソコンに夢中になっている、構ってくれない母だろうか?

仕事という概念はきっとまだないだろう。

よく聞く話に、産休育休明けのママの葛藤がある。

生まれて数ヵ月から赤ちゃんを保育園に預けることへの葛藤。

これから先、子供の初めて出来た!を見るのは自分じゃなくて保育士さんかもしれない。

まだ小さいのに可哀想と義両親から責められることもあるかもしれない。

とはいえ、働かなきゃやっていけない。

そうでなくて、仕事が楽しくて復職以外の選択肢なんて考えられないという人だっているだろう。

自分で折り合いをつけて、仕事のために日中は別々に過ごす。

子どもが保育園にいくことにも、母親が仕事や1人の時間を持つことにも、メリットはある。

私の場合、職場が自宅になることで、デメリットに見えていた別々の時間はなくなった。

だけど新たなデメリット、乗り越えなきゃいけない大変さが生まれる。

いっそ別々に過ごした方が、子供の精神衛生上的には良いんじゃないかと思えることもある。

だけど、仕事も子供もどっちも!と選んだのは私。

私がパソコンに向かって本当のところ何をしているか知っている人間は今のところ私だけ。

(夫も多少は理解してくれているけれど。)

小3の長男でさえ、「ママの仕事ってブログ?」とは言うものの、どこからどこまでが仕事で、どこから息抜きなのかは分かってない。

息抜きにネトゲ始めるわけじゃないからね。笑

勉強のために読んでいる記事と、休憩にニュース読んでいるのと、傍目では見分けはつかなくてそりゃ当然だ。

パソコンの前に座って、天井を眺めて、動かないときもある。

そんなときほど脳内では忙しく、あれこれ巡らせていたりする。

「だっこー!」とせがまれると、どこまで考えていたのか忘れてしまって、ガックリくることも日常茶飯事。

そこでイライラしてしまうと、一緒に過ごすことがデメリットになってしまう。

これじゃ何のために自宅にいながら稼ごうと決意したのか、分からない。

ではデメリットにならないために、どんな工夫ができるか?

大切なのはメリハリ。

これは時間や場所という意味ではない。

時間を明確に区切って、例えば何時から何時までは仕事!と決めてしまうと、途中で話し掛けてくる子供を邪魔だと思ってしまう。

仕事部屋、パソコン机の前に座っているときは仕事!と決めてしまうと、以下同文。

こうなるくらいなら最初から保育園に任せて、自分1人の時間を持った方がよほど効率が良いし、子どもだって伸び伸び過ごせるに違いない。

大切なのはメリハリ。

自分の気持ちの中の、モード切替のメリハリ。

1つ1つは集中するけれど、「今これしなきゃ!」に縛られない。

仕事中に洗濯が終わったら干しに行けるのは、自宅が仕事場だから。

お昼ごはんまでの数時間、それまでにきっちり終わらせる実力も欲しいけど、終わらなかったときにパッと切り替えられる潔さも欲しい。

Photoshopで没頭しているときは生返事が増えがちだけど、オムツ替えを要する臭いに気付いたらそちらを先に済ませた方が後々の被害に繋がらないことも知っている。

ノリノリで文章書いているときに話し掛けられたら、今じゃなきゃダメ?と思うこともあるだろう。

だけど、イライラして「仕事中って言ってるやん!」と仕事にも子供にも向き合えない時間が生まれるのか、

説明して待ってもらって、キリの良いところまで済ませてから、子供に「ありがとう。」と心から思える状態で「何?」と聞いてあげられるかだと、

どちらがお互いにとって都合が良いか明白だ。

一度にいくつかの事柄をやってのけるのは女性が持って生まれた特性、だけど1つ1つのことに集中してそのスイッチをパチパチ切り替えるというのはまた少し違うかな?

私はこのモード切替が比較的得意な方だと思う。

有り難いことに、我が家にはケンカもするけど一緒に遊べる兄弟がいる。

家事や子育ての手抜きを責めない夫がいる。

ただ目の前のパソコンだけに夢中で、子供に無関心な母ではなく。

やりたいことを仕事にして、楽しそうに、でも時にはうまくいかずに悩んだり立ち止まっている姿も、全部全部見せられること。

子どもの小さな変化に気付いて、必要なときに自分で優先順位をすぐに自由に変えられること。

せっかく子供たちと同じ空間で同じ時間を過ごすのだから、そのメリットは最大限に味わいたい。

場所に囚われない働き方には憧れる。

だけどスタバでフラペチーノ片手にMacタタン!がやりたいと思ってるわけじゃない。

私は子供たちと同じ空間で過ごしながら、好きな仕事がしたい。

今それができる環境であると思えるので、私は子どもの隣でパソコンに向かう。

夜、子供が寝るときは一緒に眠りたいので、日中子供の隣でパソコンに向かう。

夏休みに入って、最近ちょっとモード切替スイッチの調子が良くないな、と思ったので改めて意識しました。

子供と過ごす空間をどこでどんなものにするかという点に関しては、改善の余地あり。

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