長男の小学校は夏休みが8月末まで。
一足早く2学期が始まった幼稚園組の次男・三男が登園している間に、残りの夏休みの宿題を片付けてください。
もうほんまに何でこんなにヤル気ないんやろ。アンタあと2日しかないって分かってるん?
こんにちは、メリッサです。
1学期の最終日に宿題のプリントを見て「去年よりあんま増えてないわ、よかった。」とホッとした私に、今の現実を教えてあげたい。
途中2週間ほど何もしていない長男に何も口出しをしないと心に決め、本人のヤル気が出るのを待ってみたところ、ヤル気が出るばかりか宿題の存在を脳から消し去った様子で。
このままじゃ最終日に私が付き合わされるに違いないとぼちぼち口を出し、キャンプ前日なんて「これ書き終わらんかったらキャンプ連れて行かんから!!」と23時まで一緒に読書感想文を書いていました。
考えられへん。
ってことで自由研究も、もちろん終わっていません。
キャンプに行く1週間くらい前に「牛乳パックで再生紙作ってみる?それとも海の水から塩作ってみる?」と長男が興味のありそうなことを提案してみた私。
それらは全て即、却下され(何様やねんホンマ。)、
「それならキャンプで色々挑戦してみる?」と聞くと「それならできそう。」と言うので、
親子で出発前に何に挑戦するか話し合って決めて、準備して、キャンプ滞在中に色々やってみて、そのやってみたことを帰宅後にまとめて(今ココ)、ファイルにして提出することにしました。
次男・三男が小学生になったら、挑戦内容を変えて使い回してもらお。
このときのキャンプをまとめました⇒
Contents
キャンプで挑戦したことを夏休みの自由研究にまとめる!
自由研究のためだけに興味のある何かについて調べたり、工作したり、作ってみたりするのも良いのですが、今回は本人が選んだ「キャンプをまとめる」ことになりました。
キャンプに行って遊んだことやしたことをそのまま書いただけだと、それは絵日記。
絵日記じゃなくて自由研究にするには、何をどうすればいいか?
これまとめ始めて気づいたんですけど、挑戦内容やまとめ方次第で小学校低学年から高学年までアレンジし放題ですよ。
キャンプに行こう!!
《自由研究にまとめようと思った理由》
キャンプではテントで寝たり外でごはんを食べたり温泉に入ったり、家で過ごすのと違います。
家ではおもちゃで遊んだりテレビを見ていたり、何時になったから次はお風呂次は寝ると決まっているけど、キャンプはずっと外でたくさん遊んでいます。
好きなときに遊べて外でごはんを食べられるので、ぼくはキャンプが大好きです。
だからキャンプについて紹介する本を作ろうと思いました。
日程:8月25日~28日
場所:フォレストステーション波賀 東山オートキャンプ場(兵庫県宍粟市にある山の中のキャンプ場)
行った人:家族6人
持ち物
《キャンプ道具》
- テント・・・ここで寝ます
- タープ・・・雨や日差しをよけるための屋根
- テーブル・いす
- シート
- 寝袋・・・ふとんの代わりに中にはいって寝ます
- ライト
《ごはんの用意に使うもの》
- 包丁・まな板
- フライパン・やかん
- 食材・調味料・・・何を作るか決めて、必要なものを考えます
- BBQのアミや炭
- クーラーボックス・・・冷蔵庫の代わりにジュースを冷やす
《身の回りのもの》
- 着替え・帽子
- ばんそうこう・薬
- 虫除け・長袖の服・・・山は寒いです、虫に刺されないためにも
- ビニール袋・・・ゴミ捨てや濡れたものを入れたり色々と使えます
キャンプ場に到着したらまずは虫除け対策!
山の中のキャンプ場には危険な虫もたくさんいるので、まず虫除けをします。刺されないように長袖の服を着るのも◎。
● 蚊 刺されると血を吸われてかゆくなる
⇒蚊取り線香や虫除けスプレー
● アブ 大きなハエみたいで、皮膚を噛みちぎって血をすう
⇒パワー森林香 (赤い蚊取り線香で、太くてけむりが多い)
● ブヨ とても小さいが、噛むときに毒素を入れるのですごく腫れる
⇒ミント(ハッカ)
虫に刺されたら?
さされたところを水で洗い流して、よく冷やす。
ブヨにさされたら、すぐに毒をとるために血を吸い出す。
かゆみ止めやステロイドの入った薬を塗って応急処置をし、アブやブヨにさされた場合はあとで病院に行くと安心。
体験談
草のところを歩いていると、つまずいて転んだ。歩き出したら足に何かがチクっとして、トゲかと思ったけど、すごく痛かった。
赤くなって歩けないくらい痛くなって泣いていると、お母さんが虫刺されの薬を塗ってくれて「病院に行こう。」と言ったけど、着いたころにはマシになっていました。
サイトの準備をします
- タープを張る
- テントを張る
- キッチンの準備をして、テントの中を眠れるように準備をする
- 火をおこして、BBQの準備をして、ご飯を作る
小学生でもできるお手伝い
- 車から荷物を持って運ぶ
- 兄弟と一緒に遊ぶ
- テントやタープをたてるときに、棒を支えたりペグをお父さんに渡す
- テントの中にシートを敷いて、寝袋を広げる
- 温泉にいくときに、みんなの着替えやタオルの準備をする
- 火おこしするとき、うちわであおぐ
- 料理や食器を運ぶ
- ゴミをゴミ捨て場に運ぶ
たくさんお手伝いをしました。
家にいるときはお母さんがしていることを、キャンプでみんなですると、お母さんは「楽チンでうれしいな。」と喜んでいました。
キャンプ場で挑戦!
朝ごはんに手作りバター
キャンプの朝ごはんにバターを作りました。ゴミや洗い物が少ない方法で、簡単に作れました。
材料
- 無添加の生クリーム・・・《注意!!》添加物が入っていると、バターが固まりません。消費期限が近づいた、古いものがおすすめです。
- 塩
作り方
- パックを開けないで、ひたすら振る
- 中の生クリームがチャプチャプ音がしていたのが、5分くらい振り続けると急に音が止まる
- それでも振り続ける
- 急に音が変わる。水と塊になったことが、手の感触と音で分かる
- パックを開けて、塩をひとつまみ加えて、パックを優しく振って混ぜる
- できあがり!水分をパックに残して、バターをまとめてスプーンで器に取り出す
パンに塗って、いただきます♪
いつも食べているバターが簡単に作れて、振っているだけで作れるのが楽しかった。
甘い感じがして、パンにつけたらおいしかった。
火起こし対決!
ライターやマッチを使わずに火起こしに挑戦しました。今回はチームに分かれて2種類の方法でどちらが早く火がつくか、対決してみました。
パパチーム
- 木の棒、板
- 木屑
木の棒の先を尖らせて、板に穴を開け、手のひらで棒を回して火をつける。
なかなか火がつかず、諦めました。残念。
(完全に夫の準備不足。事前に説明して、パパチームの準備を任せていたのですが、何も用意してくれていなかった・・・。涙)
ママチーム
- 虫眼鏡
- 黒い紙
- 燃えやすい草
太陽の光を黒い紙の上に集めて、火をつける。
すぐに煙が出て紙に穴が開いたけど、火がつかない。
煙が出ているときに、燃えやすい草や紙を入れてみると、すぐに火がつきました。
細い枝→太い枝の順番で、加えていきます。
火おこし 成功!!ママチームの勝ち!!
火おこしのポイント
- 乾いている草や枝を拾う
- 松ぼっくりやスナック菓子も、火がつきやすい
虫眼鏡の方法は簡単にすぐに火がつけられるけど、天気のいい日じゃないと太陽が雲にかくれていると出来ません。
木の棒の方法は、もっとしっかり準備をしないといけませんでした。
他にもライターを使わずに火をつけられる方法があるか、色々と試してみたいです。
燻製作りに挑戦!!
燻製は昔の保存食です。煙のにおいが食べ物についていつもとは違う味になっておいしいので、今ではお父さんのお酒のおつまみになったりします。
燻製を作るための道具を準備
材料
- ダンボール箱(スーパーでもらってくる)
- ガムテープ
- アミ、トレイ
- 長い木の枝
- 燻製用のチップ
作り方
- ダンボールの横側に、扉を作る。
- 上の方に食べ物を乗せるアミを置くために、ダンボールに切込みを入れて、アミの大きさが箱よりも小さかったので、木の枝を使って支えました。
- 扉以外の穴を全部ガムテープでふさぐ
- トレイをダンボール箱の底に置いてできあがり
この燻製器を使って、燻製を作りましょう。
燻製する食べ物
水分の多い食材を使うと乾かすのに時間が掛かるので、今回は水分の少ない簡単な食材を選びました。
- ベーコン
- ソーセージ
- ちくわ
- ゆで卵
- チーズ
燻製を作る方法
- 食材をアミの上に並べます
- 炭に火をつけて、トレイのうえに平らに乗せる
- その上にアルミ箔を置いて、チップを乗せる
- 煙が出てきたのを確認したら、ダンボールの扉を閉める
- ときどき扉を開けて、チップが足りないようなら足す
- 15分~20分くらい食材に合わせて時間を調節して、良い色がついたらできあがり♪
雨が降ってきたので、途中からコンロとダッチオーブンで作りました。
《before》
《after》
(イイ感じに色と臭いがつきました♪もう完全に親の趣味やんw)
チーズがとろとろになってチーズフォンデュみたいになってすごくおいしかったです。
ちくわの燻製が一番好きです。
キャンプ場で出来ること
- 今回のキャンプでは、ママと山登りをしました。
雲が自分よりも低いところにあって、高いところにきたと思いました。
- 川であまごのつかみ取りをしました。
おじさんが串をさして焼いてくれたので、頭からしっぽまで骨も全部食べることが出来ました。
柔らかくておいしかったです。
- 夜は星空がとてもきれいに見えました。
天の川を初めてみました。
動いている星みたいなのを見て「あれは人工衛星だと思うよ。」とお母さんが教えてくれました。
- 木の枝を集めて工作したり、虫取りもできます。
- こどもだけでごはん作りも挑戦してみたいです。
(まとめ)長男の感想
いつもキャンプに行くとたくさん遊べて楽しいからキャンプが大好きだけど、火をつける方法を考えたりバターを作ったり、初めてのことをやってみてもっと楽しいと思いました。
キャンプでは家とは違って、クーラーもないし冷蔵庫もないしトイレやお風呂もありません。テントで寝袋の中で寝たり、外でごはんを食べたり、いつもとちがうのでワクワクします。
不便なことや、忘れ物をして困ることもあるけど、工夫したり代わりのものを考えることも楽しいです。
旅館に泊まる旅行も楽しいけどキャンプも楽しいので、みんな行ってみて下さい。
《まとめ》キャンプに行っても遊ぶだけだった子供達に、お手伝いや挑戦をさせる口実きっかけになりました。
いかがでしたでしょうか。
普段のキャンプでしていることや比較的お手軽にできる挑戦を、絵日記にならないように意識してまとめさせました。
- 『題名→研究動機→挑戦→まとめ』と、自由研究の基本のまとめ方を参考に
- 挑戦したことは、材料・作り方などの情報と感想や気づいたことなど結果をセットに
- 見出しやリスト形式を使って書き方を単調にせず、まとめサイト風に
息子のレポートは平仮名ばっかりでめっちゃ読みにくいので漢字に直したけど、ほぼこのまんま。
まとめたファイルと一緒に、キャンプで作った燻製器を提出するんだそうです。
提出は9月1日。
頑張って残りの宿題も仕上げるねんで~~!!