こんにちは、メリッサです。
最近メッセージやコメントでありがたいお言葉をいただきまして。
- 「メリッサさんのように大人になりたい。」
- 「気持ちに余裕を持ちたい。」
- 「前向きになりたい。」
ということを言っていただけると、
「嬉しいです、大変恐縮です!」ビシッッ(`・ω・́)ゝ
となることも事実ですが…。
私はめっちゃネガティブな感情も持ち合わせておりますし、
どす黒い感情が渦巻くこともございますし、
アイツ嫌いやからウ〇コ踏めばいいのにとか自分だけ良い人に思われたいとか、そんなゲスな感情までも0ではございません。
そんな「最低やなオマエ。」な気持ちも、全部ひっくるめて、
ネガティブな感情もあっていいじゃん?人間だもの。
(パクったーーーーーーー!!?)
というお話です。
Contents
何事もバランスって大事よ
過去のトラウマや大きな挫折が心に巣食ってしまって、生き辛さを何とかしたくて、
- 自分を変えなきゃ!
- もっとポジティブに!
- 明るく元気でみんなに愛される人になるの!
- 自分に自信をもって前向きに!
と自分の心のバロメーターを、悲しみから前向きに変換するとき。
陥りがちなのが、
- ポジティブな感情しか抱いちゃいけない。
- こんな感情持っちゃいけない。
- こんなこと思ってしまう私ってやっぱりダメな奴…。
こんな風にネガティブ感情を悪者に仕立てあげてしまうパターン。
アニメのキャラだと愛されたね良かったねで終われるかもしれないけど、実物の人間がやってしまうと崩壊します。
前向きお化けは人間らしくありません、不自然です。
無理やり押し込めなくても良いんです。
むしろちゃんと感じてあげましょう。
ネガティブ感情を悪者にしちゃうとどうなるか?
超前向きで元気で明るいキャラの芸能人が崩壊した有名な過去の事例を挙げますか?
わざわざ言わなくても、きっと誰かの顔が思い浮かんでますよね?笑
えぇ、そういうことです。
歪んで溜まってどっかで爆発します。
それは小出しにするよりも恐ろしい結果を引き起こすでしょう。
前向きで明るくいるために、私はこんなことしちゃダメ!こんな風に思うべきじゃない!って無理してると、
抑え込まないでありのままで素の自分をさらけ出しちゃって良いのよ~!
ってことを自分に教えてくれるような事件発生へと繋がってしまうわけですね。
抑え込んでる気持ちが大きければ大きいほど、大事件へと繋がってしまうので要注意。
あまりピンと来てないって方は、アナ雪でも観てみましょうか。
だからって恨み続けて良いワケじゃない
だからといって、ネガティブな感情を持ち続けて膨らませて周りにまき散らして良いというワケではありません。
夜中に神社行って藁人形に五寸釘売ってるのも、健全な状態とは言えないでしょ。
要はバランス。
悲しいよね。
ムカつくよね。
これは落ち込むわ~。
っていうのは、ちゃんとしっかり感じてあげる。
友達やパートナーに打ち明けたて、愚痴言ってもいい。
その感情を引きずってそれに飲み込まれて動けなくならないように、恨みとか呪いの気持ちになっちゃわないように、ちゃんと消化してあげればイイんです。
ポジティブもネガティブもどっちも必要
以前、好きなものがある人が羨ましい、好き嫌いすることにします!と書いたことがあります。
ここにも書いたけど、好きと嫌いのベクトルは向きが違うけど大きさが同じっていうのは、感情のポジティブ・ネガティブにも当てはまると思います。
それ以外でも、プラスとマイナスや陰と陽、と言われるもの全てに当てはまるのではないでしょうか。
- 光と影
- 明るい暗い
- 昼と夜
- N極とS極
- 男と女
- 好き嫌い
- ネガティブとポジティブ
- 嬉しい楽しいと怒り悲しみ
- 期待と不安
- 暑い寒い
- 暖かい冷たい
- 強い弱い
- 太陽と月
- 前進と後進
- 能動的と受け身
- 積極的と消極的
どっちが良いとか悪いとかでなくて、どちらも必要で、どちらも大切。
どちらかだけにずっと居続けることは、不自然。
そこで大切になってくるのがバランス、ってことが見えてきますでしょうか。
バランス取るためには?
全体を見て、片方に留まらないためには、どちらかを悪と決めつけてしまわないこと。
つまり、ネガティブな感情も悪としない。
嫉妬や後悔や羞恥や焦燥や憎しみ悲しみまでも、悪としない。
これを無理やり押し込めてなかったことにすると、『自然に』というわけにいかなくなる。
- めっちゃ暑い夏が続いているとコタツの中でみかん食べてる冬が恋しく感じるし、だからって最近の異常気象の秋すっ飛ばして冬、春すっ飛ばして真夏ってのも体に堪える。
- 男しかいない世の中とか想像もしたくない。
- そもそもずっと昼だとその時点で地球は自転してないってことですか?どこかはずっと夜ですか?自転してなくても引力とかその他諸々は成り立つんですか?難しいことは分からんけどきっと地球は存続できませんよね!!?
これと同じくらい、どっちが悪でどっちが善ではないってこと。
「人間だもの、そんなときもあるさー!」と、きちんと感じてあげる。
- 新しいことに挑戦する前にはワクワクだけでなく不安もあるから人は慎重になれるし、だからって石橋を叩いて叩いて叩き壊してたんじゃ何もできない。
- 人の目を気にして何もできないのは困りものだけど、他人の迷惑顧みずにやりたいこと何でもやっていいってわけじゃない。
- ムカつくよね。悲しいよね。怒ってるよ私。ってビール片手に口が悪くなるときだってあっていい。そうすることで自然に「またちょっと頑張ってみるか。」ってなれる。
「しっかり悲しみを感じて消化してあげれば、自然と前向きになって次に進めるよ。」っていう話をもっとじっくり聞きたい人は、インサイドヘッドでも観てみましょか。
もっとネガティブ感情を出していこうと思う
彼氏や結婚相手に求めるときに好きなものや楽しいと思うことが同じか、嫌いなや許せないものが同じか、どっちがうまくいくと思いますか?
好きな食べ物が同じだと、一緒に食べて「美味しいねぇ♡」って共感できそうですよね。
男性がアウトドア派で女性がインドア派っていうよりも、2人が同じ方が充実した休日を過ごせそうに思いますよね。
でも実は「嫌いなもの・許せないものが同じ」の方が良い、っていう意見もあるんです。
私もその意見に賛成です。
一緒にいる時間が長くなると、心地良さが重要になってきます。
相手の好きなものに合わせてあげることは、それほど苦になりません。
だけど自分の許せないポイントを相手が侵害してきても平気、という人はいませんよね。
許せないポイントが異なると「なんで怒ってるのか意味分かんない。」と喧嘩を繰り返してしまうかもしれないけど、お互いに自分がされたら嫌なことが同じだと予め避けられます。
「今日こんなことあってさー!」とグチったときに、「あ、そうなんだ~。」って言われるよりも「それはヤダわ。ムカつくわ。」って心底共感してもらえる方が嬉しいしスッキリしますよね。
というわけで、私ももっとネガティブ感情を曝け出していこうと思います。
その分ポジティブな感情も、もっと素直に表現できるように!
ネガティブに感じたことをちゃんと認めてあげることも、自信を持つこと・自己肯定感・自分軸で考えるためには必要なことなんですよね。