こんにちは、メリッサです。
今回は久しぶりの『メリのお悩み相談室』です。
メリのお悩み相談室では、
- 皆さんの身の回りで起こった、何だかモヤッとすること
- こんなときってどうしたらいい?
- これってどうなの?
に、私の意見をお伝えしていきます。
では始めましょう。
本日のお悩みはこちら…
私は3人目を出産したばかりです。子どもは3人とも女の子。
周りからは妊娠中に「やっぱり男の子が欲しくて3人目も頑張ったの?」と聞かれたり、出産してからも「もう1人、頑張るんでしょ?笑」と言われたりします。もう本当にうんざりです!夫婦で「子供の性別はどっちでも嬉しいね~。」と話していました。私は本当に男女どちらだとしても良かったんです。
旦那はまだ赤ちゃんの性別が分かる前に「一緒にサッカーしたいなぁ。」と言ってたこともありましたが、三女が生まれてからは「3人とも嫁には出さん!」というほどとても可愛がっています。
メリさんも似たようなことを言われませんか?
それとも女の子が欲しくて4人目を頑張ったから、言われても何とも思いませんか?
男の子が欲しくて頑張ったの?もう1人頑張るの?
この愚問、いやもうマジでうざい!
お気持ち、お察しします。わかりみ。
ただ、訂正をしておくと、「女の子が欲しくて4人目を頑張った」わけではないです。
授かった子がたまたま女の子だったんです。
6番目にしてやっと女の子!っていうだけで、周りには「頑張ったね!!あんたエライよ!!!」と褒められるのだけれど、
正直に言えば、「最後の最後でお下がりが使えんとかまじか・・・。(´Д`;)」って感じでした。
私の腹からおなごが生まれるなんて!!驚愕
と、受け入れるのに時間が掛かったくらい。
マジで子の性別とかどうでもいい。
これから先ずっと、出生届に書いた性別で生きていくかどうかもまだ分からんやん。
くだらない質問はコレだけじゃない!
「次は女の子(あるいは男の子)がイイね~!」とか、「もう1人頑張るんでしょ?笑」っていうのは本当に2人目3人目を生んだときに、めっちゃくちゃ言われました。
「4人目頑張って良かったね!」「そろそろ次(の妊娠)いくでしょー?」は今でも言われます。※もう予定ない。
息子たちの前で「女の子嬉しいね!」とか女子育児最高論を語り出す人がいるんですが、神経疑うわ(-_-;)
最初のうちは私も「別に女の子を望んでたわけじゃない。」と真剣に説明しようとしてましたが、何と言ったところで相手は別にそこまで聞いてねぇと気付き。
最近では「はいはい、良かったざんすー!」と、棒読みで言えるくらいにはなりました。
他にも女性は色んな定型の質問文を投げつけられます。
槍なの?ナイフなの?ってくらいグサグサと相手を傷付けてることなんて、相手は全然気付いちゃいねぇ。
しかも女性の敵は女性だったりする。( ゜д゜)、ペッペッ!
- 彼氏はー?
- 結婚はー?
- 子どもはー?
- 性別は―?
- 2人目は―?
- 3人目はー?
- 仕事復帰は―?
って、1をクリアすれば2、2をクリアすれば3と、ゴールはないのよ。
延々と次の質問が待ち構えてるの。
イメージ決めつけは仕方ない
先日、娘の3歳児健診だったんですが、そこでも保健士さんに「嬉しいね、お母さん!頑張って良かったね!!」って満面の笑みで言われました。
きっと世間的に『3人男の子が続いたら、女の子が欲しい』という気持ちになるのが一般なんでしょうね。
やっとそう気付きました。
自分の中にその感覚が無かったので、世間一般が抱くイメージに気付くのに時間が掛かったかもしれん。
ひとり身の女性は彼氏が欲しいのが一般的で、
彼氏がいたら結婚したいのが一般的で、
結婚したら子供が欲しくなるのが一般。
あなたはその一般的なことを順調にクリアしていってる?
っていう不躾な質問だよね~。ほんとくだらない。
くだらないけど、そう感じる人がまだまだ今の子の世の中では多数で、
ようやく「一般ってなんや!そんなん求めてへんわ!」って声高に叫ぶ人が出てきて、
「え?彼氏とか結婚とか子供とか欲しくない人がいるの?」って一般ピーポー(古w)もようやく気付きだしたところなんでしょうな。
ただこの決めつけっていうのは、普段私たちも当たり前のようにやっていることで。
朝起きたら朝ごはん食べるとか、
雨の日は憂鬱とか、
ケーキを嫌いな人はいないとか、
花屋のお兄さんはきっとイイ人だとか、
ありとあらゆるところで自分の中に「これはこう。」っていうイメージが出来ていて、
勝手に「隣の人も同じようなイメージを持ってる」と思い込んでるから、違うって教えてもらうまでケーキが嫌いな人がいるなんてこと考えもしないの。
子どもの性別とは違うところで、決めつけたイメージで人を傷付けてることは私にもきっとあるはず。
というか、確実にあるのだろう。
気付いていないだけで、誰かにナイフを突き刺してるのは私もあなたも同じ。
相手の言葉は鏡
相手の言葉が本当に自分にとってどうでもイイ台詞だったら、そこまで反応しなかったと思うんですよね。
意地悪なこと言いますけど。笑
どこかで、3人目は男の子も良かったなとか、本当は旦那さんは男の子が欲しかったんじゃないかな?とか、心に引っ掛かるものがあって、
その痛いトコロをつんつんしてくるものだから、鬱陶しいと感じてしまうんじゃないのかなぁ?と思うわけですよ。
これはもちろん私にも当てはまるわけで。
ケガしてるところを触られたら、たとえ指でも痛い。
普通に指先でつつかれたのでも、槍やナイフに感じてしまうなんてことはきっとあるはず。
自分で意識していない傷ほど、触られたときにハッと気付くから、「相手の言葉に傷つけられた!」って思い込んじゃうかもしれない。
というわけで、もしも相手の何気ない一言にネガティブな感情をが生まれたら、
意識していなかった自分の中の傷(思い通りになっていないことやダメだと思ってること)に気がつくチャンス
でもあるんですよね。
【まとめ】
それとも女の子が欲しくて4人目を頑張ったから、言われても何とも思いませんか?
という質問にお答えすると、
言われますし、女の子が欲しくて頑張ったわけじゃないので言われたら「ほっとけ。」と思います。
でも、そのようなくだらない質問は別の場面できっと私もやらかしていることだと推測します。
だから私は「人の振り見て我が振り直せ」だなと、心に刻むわけです。
自分は人を勝手にイメージを定型にはめ込んでないか?
相手の言葉に気付かされることは何だろう?
と自分に問いかけてみます。
隣の人が同じ常識で生きてるなんてことはまずない。
一般とか当たり前とか普通とかいうものほど不安定なものもない。
それよりも、国や性別や年が違っても変わらないものの方を私は大切にしたい。
だからね、質問者さんが可愛い3人のお子さんに恵まれて幸せだなぁと思うのであれば、その「うんざり」する言葉を、いちいち丁寧に受け取ってあげる必要はないと思うんです。
「へぇ~、そんな風に見えるんですね~♪ニコッ(*^-^*)」って、超絶眩しい幸福笑顔を見せつけてあげて下さい!
くだらない質問はなくなりませんけど、全然気にならない自分にはなれますよ。笑