こんにちは、メリッサです。
今回は『メリのお悩み相談室』3回目。
メリのお悩み相談室では、
- 皆さんの身の回りで起こった、何だかモヤッとすること
- こんなときってどうしたらいい?
- これってどうなの?
に、私の意見をお伝えしていきます。
では始めましょう。
本日のお悩みはこちら…
こんにちは、私は占いや心理テストが好きです。
先日行った占いで、「人の目を気にし過ぎて自分を封印しちゃってるね。本来の自分に戻りなさい。」と言われました。
そろそろ結婚したいんだけど特定の相手がいるわけでもなく、出会いがあるかなと思って恋愛運を占いに行ったのですが、出会いが欲しいなら本来の自分に戻るようにと言われて、本来の私って何?とさらに迷いが増えまして。
(中略)
メリッサさんは、本来の私や私らしさについてどう思いますか?
本来の私に戻った方が、出会いは増えますか?
(中略部分には、これまでの占いや診断で導き出された彼女の個性についての説明がありました。)
Contents
これからの自分のキャラ設定について
大好物のご質問をいただいたので、早速飛びついてしまいました。(ヨダレ)
私も最近、ストレングスファインダーで自己分析をしたり、占いに申し込んでみたり、自分と向き合う機会を極的に作って、私らしさや私の目標について思いを巡らせることにハマっています。マイブーム!
自分らしさについては、以前このような記事を書きました。
今回はこの記事で書き切れなかった部分について、質問にお答えするカタチでお伝えしようと思います。
生まれながらのあなたのキャラクター
生まれ持ったあなたの個性や資質、特徴、など、つまり呼び方は何でも良いのですが、生まれながらの100%ピュアな状態でも人にはキャラクターがあります。
占星術とか四柱推命などで分かるのが、この生まれながら部分。
『ありのまま』や『らしさ』と語られることが多いのは、これではないでしょうか。
占星術で鑑定してもらったメリさんの体験談
自分でキャラクター変更する私たち
私たちは生まれたときの個性やキャラクターそのままで、大人になるわけではありません。
- 家族(特に母親)
- 何人兄弟の何番目か
- 生まれ育った場所
- 友人、ご近所さん
- 学校、習い事、サークルなど
- 職場
これをして褒められたのにあれをすると嫌な顔をされた、失敗したときに○○と言われた、傷付いた…などの失敗経験を重ねて、
私たちは人からどう見られるか?どんなリアクションをされるか?が気になるようになります。
程度の差はあれ、みんな気になってます。
ちなみに、生まれたばかりの赤ちゃんは0です。
素のキャラで言った言動で人が嫌な顔をすると、次は気を付けようと思いますよね。
「あ、ヤベ、言い過ぎた?」ってね。
で、次にまた別の人と同じような状況になったときに、オブラートにくるんでみたり、思ってもいない逆の子と言ってみたりとかして。
こんな風にして、私たちは
生まれたときのキャラクターを封印したり、
経験上こんなときはこうすべきというマイルールを作ったり、
こうしたら○○と思われるに違いないという思い癖ができたり、
するわけですね。
キャラ変更は成長なのか?
人はそれを成長というかもしれません。
でもそれは、その人にとって都合の良いあなたになったというだけ。
子育てしていると、正にそうだなと思うことがあります。
例えば、子供がご飯を残したときに「全部食べなさい!」と言う。
それは一見正しい事のように思います。
でも実はとても敏感な体質で、添加物やアレルギー食材など自分に合わないものが分かるという長所を持っていたとしたら?
子供は「全部食べないと怒られる!」と思って、無理して全部食べることを続けるうちに、鈍感になることを覚えるかもしれませんね。
残さず全部食べてくれるのは母親にとっては嬉しい事(=都合が良い)ですが、本当にそれで「全部食べれるようになって良かった!成長した!」と喜んでいいんでしょうか。
私たちは素のキャラの真逆になろうとする
「これをして叱られたから、次は逆を試してみよう!」と思うのは、自然な心理ですよね。
というわけで、私たちは素のキャラで上手くかなかった場合、次は真逆のキャラがしそうなことを試してみます。
それで1度上手くいき、その次も上手くいき、3度目も上手くいったら?
きっと「こういう場面では、こっちの真逆キャラでいることが正解なんだ!」と思い込むでしょう。
友達が「最近、ちょっと太ったかもー!(´Д`;)アセ」と言ったとき、
あなた「そうだねー。確かに最近甘いもの食べてること、多かったよね。」と事実を告げてしまったら…。
もしかしたら友達は「やっぱそうだよねー!」と笑いながら、顔がムスッとしているかもしれません。
そこに気付いてしまうのが、私たち。
数週間後、また別の友達が同じようなことを言ったとき、あなたは何というでしょうか。
「だって、この1週間で4回ハンバーガー食べてたじゃん。」とは言わず、
「太ったー?全然分かんないよ~。」などと言うようになるんです。
これは人間関係を円滑にするための処世術…とも言えるので、100%悪い事じゃありません。
ただこの友達は、もしもあなたが思った通りを告げていたら、「よし!頑張ってダイエットして、あの子を驚かせよう!」と思うタイプだったかもしれないですね。
ときに生き辛さを感じることも…
物事に、良いだけも悪いだけもありません。
必ずどちらも存在します。
それが分かったとき、あなたはどちらでいたいと思うでしょうか?
生まれたままの素の自分を押し殺したり、持って生まれた資質が強みではなく短所となってしまうと、私たちは『自分らしさ』を失っていると感じます。
そして、生き辛さとか何だかモヤモヤすると感じるわけですね。
その生き辛さやモヤモヤが爆発したとき、私たちは気付き、考えるようになります。
本来の自分とか自分らしさを思い出そう!
でも、どうやったら本当の自分に戻れるの?
そもそも何が私らしさなの?
《まとめ》ハイブリッドな今の自分らしさを磨いていこう!
というわけで、本来の自分とか自分らしさについては、私は持って生まれた資質と育った過程で身についた傾向性を合わせた『ハイブリッドな今の私』と考えます。
今まで生きてきた30数年・40数年の経験が、全く無かった方が良かった、なんてわけない。
だから、生まれたときに持ち合わせていた資質が自分らしさ、だけでは不十分だと思います。
自分の身に起きたことは、これからの自分に必要だから自分が引き起こしたんです。
だとすれば、自分が望んでいる目標を達成するためには、これまでの経験(資質を封印する、主にネガティブな経験)が必要だった。
生まれたときは持ち合わせていなかったけど、その経験によってその能力が得られた。
つまり、どちらも欠かせない要素である、ということになります。
本来の自分ってどういうことを意味するのか?と考えていること。
これ自体がすでに特別なことだって、分かるかなぁ?
人間全員が考えてるわけじゃないからね。
どっちも重要だと受け入れることで、両方を磨くことが出来るようになります。
(否定しているうちは無いものにしようと隠すので、磨くどころか短所でしかない。)
そして『ハイブリッドな自分』を、これが私!と胸を張って言えるあなたでいれば、あなたに相応しい方に必ず出会えます。
いや、むしろすでに出会っているような気がします。
あなたが気付いていないだけ!笑
自分に自信を持つこと、自己肯定感を育てること、私は選ばれるではなく私が選ぶのだという自分軸でいること。
これから出会いを探すという方は、この3つも超重要だとお伝えしておきましょう。
「私って、本当に結婚したかったんだっけ?」って、そこから覆ることになる可能性もありますね。
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