次男出産は上の子立会い&子連れ入院で!陣痛がきたとき夫にできること

second son born

こんにちは、メリッサです。

4人兄弟の2番目、おっとりマイペースだけど面倒見のいい性格の次男が生まれたときの話。

まだ受精する前の、主席卵胞として選ばれる前からその成長を見守り続けているので、私の中でも特別な存在の彼。

妊婦検診中はずっと女の子だって言われていたのに、お股にしっかりとぶら下げて出てきた彼。

生まれる前からたくさんの笑顔をくれる彼は、今でも我が家のムードメーカーで、スイッチの場所がちょっとズレてて何を考えてるのか分からないところは真ん中っ子の私にそっくり。笑

授かる前から子連れ入院と決めていたので、出産から入院中は長男と一緒に過ごしていました。

夫は陣痛が始まってから、寝ていたか空気読めない発言&行動で邪魔していたかのどっちかです。

せめて長男のお世話だけはしっかりやって欲しかった・・・。

家族全員で次男の誕生を迎えた日のお話です。

ダメダメ旦那の見本のような、夫の行動記録もご一緒にww

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次男出産レポと初めての子連れ入院生活

2011年6月、当時2歳半だった長男立会いで次男を出産し子連れ入院しました。

英クリニックでの不妊治療を卒業してからは、神戸医療センターで妊婦検診からお世話になりました。

経産婦は基本的に放置。

陣痛が始まってから産後の入院生活まで、放置。

ときには不安もありましたが、極度の人見知り(ネットでいうコミュ障ってやつだと思われます。)なので、気楽で良かったです。

お願いしたら赤ちゃんも預かってもらえましたし。

出産までを時系列でレポートし、その後の子連れ入院生活についてまとめました。

次男 出産レポート

second son born

正産期に入って

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妊婦検診、子宮口1・5cm

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3人家族のお出掛けにと、王子動物園へ。歩き回って夕食にイカスミパスタを。(私専用の陣痛ジンクスメニューw)

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夜寝る前の前駆陣痛が続く。

昼間に長男と一緒にパン作りをして、帰りの遅い夫を待たずに先に就寝。

出産当日(38w4d)

2:00ごろ

深夜テレビを見終えた夫が寝室に入ってきたのに気付いて目が覚める。

完全にビール飲んでたな、この野郎。

物音で同じく起きてしまった長男を寝かしつけているうちに、夫は先にいびきをかいて寝てしまいました。

長男が寝て、私はトイレを済ませ寝室に戻って寝ようとして、お腹が痛いなぁと思い始めました。

でも、それまでも夜になると前駆陣痛が強まってたし、またそんな思わせぶりな痛みなのかもなぁ。でも、いつもとちょっと違う気もするし・・・。

と、モヤモヤしてるうちにウトウトZzz

3:45

少し痛みが強まって、また目を覚ます。

痛みが強まって、治まる・・・コレは陣痛なのか?でも陣痛の痛みはこんなもんじゃなかったハズ。

4:00ごろ

陣痛の間隔を計り始めると、3~5分間隔!?

携帯の陣痛チェックアプリを使っていたので、液晶のライトで長男が起きてしまうといけないので、1階に下り。

前日に焼いていたパンを食べながら、テレビを付けるとちょうどイチローの試合を放送してたので応援しておりました。

ついでに今日分の洗濯も済ませてくことに。

↑こんなことを1人で余裕出てきちゃうくらい痛みは全然弱くて、ただ『定期的に張る』ってことだけで陣痛だと感じてました。

5:30前

ずっと5分以内感覚で張りの波が続いていたため、『一応、念の為』にで病院に電話してみました。

電話で応対してくれた助産師さんは「もう5分間隔なの!?経産婦さんなのよね?だったら一度来て!」と言われてしまい。

「だけど、全然痛くないんです。ただ、定期的に張るなってだけで。汗」

と『もう少し自宅待機しても大丈夫なのでは?』という気がすることを伝えたけれど、

助産師さん「来る途中で産まれちゃっても困るから、すぐに入院準備持って病院に一度来て。

準備に時間掛かりそうだったら、荷物はまた後から持ってきて貰ったらイイから。

とにかく、出来るだけ早く来て!!」

と、とにかく急いで病院に来るようにと念を押される。

夫を起こして病院へ行くことになったことを伝えると、半分疑いの眼差しで「そーなの・・・?」と言いながら着替えを。

ダラダラと動くもんだから私が急かすんだけど、寝ぼけてるので、結局私が長男を着替えさせて車に乗せて、

「アナタも車で待ってて!!」

と、自分で全部準備したのでした・・・(溜め息)

5:45頃

お家を出発。

車の中でも助手席から後ろのチャイルドシートに座る長男の相手が出来るほど余裕♪

長男を出産するときは、病院に向かう車の中でシートを倒して唸ってました。笑

誰かの話し相手なんてトンデモないっっ!

車が揺れる度に「もっと平らな道を通ってくれ~!」と無茶なことを願ってました。

AM6:00過ぎ 病院に到着。子宮口4cm

「全然痛みは弱いし、何か陣痛の間隔が開いてきた気がするんですけど…。」と、申し訳ない気持ちで内診台に上がると、

助産師さん「もう4cmまで開いてきてるし、経産婦だし、コレは入院決定!!

「そ、そうですか・・・。」

でも、産科エリアには小学生以下の子供は入室禁止。

そこでLDRが空いてるなら利用したい旨を伝え、病院に1室しかないその部屋が丁度空いているとのことで、家族全員でLDRへ移動。

めっちゃ広くて快適なLDRで過ごしてるうちに、更に陣痛が遠のいて焦る私。

7:30 朝食

痛みが遠のき、15分間隔くらいになる。

夫と長男は病院の売店でそれぞれ好きなものを買ってきてもらい、みんなで「病院のごはんってこんなに質素なん。(◎`ε´◎ )ブツブツ」と文句をタラタラ言いながら、なんだかんだで朝食は完食。

それからも陣痛の間隔は全然狭まらないし、痛みも自宅にいるときと変わらず強まる様子もない。

私はLDR内をウロチョロと歩き回り、長男と鬼ごっこをしたり、はたまたスクワットまでして何とかお産が進むように頑張ってみる。

second son born

その隣で夫、ソファーで寝始める。(↑この後ソファーをベッドに変えて本格的に寝てた。)

助産師さんが様子を見に来る度に何とか一度起きるものの、その度に

「まだぁ?」

「痛くなってきたぁ??」

「今日の仕事、産まれてからで間に合うかなぁ…」

を繰り返すので、私は陣痛よりもイライラが強まっていくのを感じる。

そのうち早起きさせられた長男も、眠くて不機嫌で奇声を発して手に負えなくなってきたので、13kgの長男を抱っこして何とか寝かし付けました。

それでも眠り続ける夫を見て、助産師さんもさすがに苦笑。

助産師さん「陣痛も遠のいちゃってるし、一度先生と相談して自宅に帰るか決めましょうか?」

私「ハイ、お願いします。(涙)」

AM9:30頃 おしるし

助産師さんは全然戻ってこないし、旦那は目を覚ます度に相変わらず「まだぁ??」と聞いてくるし、もちろん陣痛は相変わらず間隔が開いていく一方で痛みは強まらない。

そんな中、トイレに行くとティッシュにピンク色のオリモノが。

「やっとこさ、おしるしだぁ♫」とちょっと安堵。

AM10:30頃

second son born

夫と長男が寝ている間も、ひたすら歩いたりスクワットを続ける。(余裕綽々)

様子を見に来た助産師さん。(さっきの一度「診察してみて・・・」っていう会話からこれまで放置。笑)

「どう?進まない?」

私「一時間ほど前におしるしがあって、それからずっとピンク色のオリモノが続いていますが、陣痛は相変わらずで。」

助産師さん「そっか。おしるしがあったならこのまま入院しておこうか。

家までの行き帰りで何かあっても困るし、普通子宮口が4cm以上開いてたら戻らないから。4cm未満だと、閉じちゃうこともあるけど。」

と少し安心したみたいでした。

その後、起きた夫に入院続行が決定したことを伝え、お昼御飯のこともあるし、仕事も気になってるみたいなので、「何かあったら連絡するから、一旦帰って気になってる仕事をしてきなさい。」と、命令!

夫は寝ぼけ眼の長男を連れて、そそくさと帰宅。

AM11:30

1人きりになって思う存分LDR内をぷらぷら歩いてたら、「そうそうコレよ、この感じ♪」というような、これこそ陣痛という痛みが始まってきました。

それでもまだまだ余裕があったので、痛みの波が来ていない間は相変わらずプラプラ歩く。

12:00 昼食

昼食が運ばれてきて、相変わらず質素な食事内容にテンションも上がらず。

だけど次の食事が食べれるか分からないのでしぶしぶ食べ始める。

とその途中で、痛みの強さがぐぐんっとパワーUP!!

ついでに陣痛の間隔も5~10分間隔と、ちょっとだけ狭まってきた!

とりあえず痛みの合間に唯一美味しいと感じた白ご飯を急いで食べ切っておく。

12:30前 子宮口7~8cm

昼食後、痛みが強まったことを報告すると、すぐに内診してくれて子宮口が7~8cmに

痛みが弱かった割に、入院してからも一応少しずつ開いてきていたらしい。

助産師さん「入院しておいて、ヨカッタね♫って、アレ!?旦那さんは!!?」

私「ゴチャゴチャうるさいので、帰しちゃいました~(;´∀`)ヘヘヘ」

助産師さん「立ち会い出産希望なら、もう連絡しておいた方がイイよ。」

そこで念のため夫に「仕事が終わったら病院に来て~。お産が少しずつ進み始めたみたいです。」とメール。

その後は少しずつ強まる痛みにひたすら耐えながら、波の合間はトイレ⇔水分補給を繰り返す。

(これは、膀胱の中身が満タンだと赤ちゃんは降りてきにくいし、水分を取らないと脱水症状になりやすいし、トイレに座るあの姿勢は陣痛を進めやすいので。)

14:00頃 痛みが本格的に…

ナース「陣痛だいぶ強くなってきたかな~?でもまだまだ余裕そうだよねw」

内心「イエイエ、そんなことナイっす(汗)」って感じだったけど、その一方で「確かにこんなもんじゃなかったような気も…。」とも思ってました。

内診してもらうと子宮口は8cm以上開いてるとのこと。

助産師さん「少しずつお産の準備を始めていきますねー。」

普通のベッドだったのが分娩台へ変わり、機械が運び込まれて、普通の部屋だったLDRがどんどん分娩室と変身していきました。

この頃の私は、立ってベッドに両手をつき腰を曲げた状態で息を吐いて痛みを堪え、痛みの合間にトイレへ行ってました。

私の大嫌いな導尿を「前回のお産でトラウマなんです~(涙)」と伝えると、

「ちゃんとトイレで出せてるなら、しないで良いわよ♡」と、天使様(助産師さん)が言って下さったので。

赤ちゃんが下りてくると、尿意を感じる割に膀胱や尿道辺りを圧迫されるのか、おしっこの出が悪くなってくるんですよね。

それを、中腰(便器からお尻を10cmくらい離した状態)でトライすると、スムーズに出せると言う新技まであみ出しました。

この頃、陣痛の合間に助産師さんに「今、看護学生が来てるんだけど、お産の見学させてあげてもイイ??」と聞かれ、女性だけだと言うのでOKしました。

14:30ごろ

ベッドを分娩台に変身させるために一時私は仰向けでいなければいけなくなり、その体勢では痛みを堪えているのがキツくなってきた頃に、夫が登場。

second son bornでも長男がLDR内のいろんな機械を触りまくり、夫もそれを笑いながら見ているだけ。

私は注意するのもやっとの状態だったので、再びイライラし、またすぐに退場命令。

看護学生さんが「イイんですか!?もうすぐ産まれますよ??(汗)」と慌ててたけど、「ホントに『もう出る!』ってなったら、呼んでもらえますか?」とお願いしておきました。

助産師さんが「近くにいるかだけ確認しておいて。」とナイスフォロー。

いよいよ出産。「やっと会えたね。」

ここからは時計を見ている余裕がなかったので時間の経過は分かりませんが、出産したのが15時過ぎなので、夫の到着後あっという間に生まれたことになりますね。

さて、

邪魔な男性陣を追い出し、部屋の中には女性のみ。(私と担当の助産師さんと看護学生さん。)

とりあえず私は横向きで寝た状態になり、小刻みに襲ってくる陣痛を耐えてました。

とにかく「あっ来る!」と思ったら息を吸って、始まったら大きく長く吐く。

痛みが強まると、堪えるために無意識のうちに息が止まっちゃう。

でも、そうすると赤ちゃんに酸素がいかなくなって苦しくなるから、意識して『沢山空気を赤ちゃんに送ってあげよう!』とだけ考えて、呼吸をすることを忘れてしまわないように。

看護学生さんが「私はどこをさすってるのが一番楽ですか?」と聞いてくれたので、

私「息をするの忘れちゃいそうな時があるので、ちゃんと吐くように言ってもらえますか?」とお願いしました。

まだこの時点でいきみたい感じはなかったので、肛門や腰を押さえてもらう必要もなかったしね。

でもコレ↑、本来なら夫の仕事ですから。笑

更にここで助産師さんが「そろそろ上向いてガンバろっか~。」痛恨の一言。

横向きで膝曲げてるのが楽だったのに・・・(涙)と思いながらしぶしぶ仰向きになり、分娩台の足掛けに何とか足を置くんだけど、この体勢がまたまたキツイ。

私「ふぅ~。(痛む)この体勢キツイです・・・」

助産師「そうだよねー。ちょっと診せてねー。」

陣痛が来ているときの子宮口の開き具合が重要なので、わざわざ痛みがピークのときを見計らって、痛みを堪えにくい股全開の体勢…。

助産師「なかなか破水しないねぇ。ナースコール押して。」

私は羊膜が分厚いのかシッカリしてるのかなかなか破水しないタイプらしく、長男出産のときも分娩台に乗っていきみ出してから、『ぶりんっ』と水風船風船のようにそのまま一部だけ出てきて、パンっ!と弾けたのが分かりました。

今回もしぶといらしくて、助産師さんがいくら刺激しても全然破水する様子ナシ。

この状態で子宮口から刺激されると、パンパンに張った羊膜全体が動いて、上半身全体に痛みが響くのが辛かった~!

破水しないとお産が進みにくいので、人工的破膜をするか、担当助産師さんとナースコールで駆けつけた別の助産師さんナースが話し合う。

正直、私は「つべこべ言わずに早く破ってっ!!」って感じ。

そうこうしているうちに私も少しずついきみたい感が増してきて、思わず分娩台の足を降ろして横向きの体勢でいきみ逃し。

それを察した助産師さんが、腰をさすってくれてとても助かりました。

担当の助産師さんも、横向きの体勢で内診を続けてくれたけど、一向に破水する様子もなく、また子宮口も全開になったので、次の陣痛の波で破膜することに決まりました!!

で、動けるうちにまた分娩台に足を戻して「いきんじゃいそうなんですけど、まだダメですよね??」と聞いてみたら、

助産師「足を抱えて頭をお腹に近付けるイメージで出来そうなら、いきんでもイイよ。」とのこと。

そして次の陣痛の波が来たとき、言われた通りにいきみつつ、助産師さんが破膜。

じゅわ~っと温かいものを股間に感じました・・・。

それでいっきにお産が進み始めたんだと思います。

夫と長男がLDRに呼ばれて、私の希望で頭の横へ。

私と一緒に寝るという長男を、夫が笑いながら分娩台に乗せたので、思わず「それは今はちょっと無理。」と降ろすようにお願いして、長男は夫が抱っこ。

助産師さんも「無理だよねぇ。苦笑」と言ってくれて、左手を看護学生さん、右手を助産師さんが支えてくれて、いきむときはギューーーッと握らせてもらいました。

やっぱりお産の場に、男の人は不要なのかもね。

あんなに普段から『出産は命がけ』アピールしてたのに全然通じてなくて、この空気読めない行動を繰り返すんだから。

そして、いよいよ赤ちゃんの頭が骨盤内にロックオン!

そうなってくると、もう陣痛が来てようが来てまいが、関係なくずっと腰が砕けそうに痛い…(泣)

そして、陣痛が来てなくてもずっといきみたい感じに襲われる。

だけど、陣痛の波が来ていないときは力を抜いて次の波に備えなきゃいけないらしく、何度も助産師さんに「ほら力抜いて~。」と注意された記憶が。

「ハイ旦那さん、ちゃんとしっかり握ってあげて!」と、ここで助産師さんと旦那がバトンタッチ。

長男を片腕で抱っこしながら夫が手を握ってくれたので、長男に「大丈夫だからね♫」と言いうと笑顔を返してくれたので、「もうひと踏ん張り頑張んなきゃ!」と思えました。

すると、自分でも赤ちゃんの頭が出てきたかもという感覚があって、と同時に「あっ、今裂けちゃったかも!?」という鋭い痛みを、一瞬だけアソコ付近に感じました。

助産師「ほらほらもう出てくるよ。見える?」

夫「ホントだねぇ。出てきたねぇ。」

私「この紙が邪魔で、見えませんっ!」

(この紙ってゆーのは、上半身の汚れ防止のための紙が下腹部に掛けられてたんです。)

助産師「ハイ、出てきたよー♫

アレ!?立派なのがついてるよ!

男の子だね!!笑」

一瞬の間を開けて、旦那が大爆笑。

私も思わず、笑ってしまう。

妊娠中はずっと女の子だと言う診断をしてきた担当医が、たまたま分娩も担当をしてくれたのですが苦笑いしてました。

担当医「僕が女の子だって言ってたんですよね・・・?苦笑」

顔を頑張って持ちあげて赤ちゃんが取り上げられてる様子を見てたのですが、真っ赤な顔で「ふぇふぇ」と言っているそのお顔は、男の子と言われる前に「何か男の子っぽいな。」という感想を抱いたのを確かに覚えています。

夫婦で何度も「女の子って言われてるけど、実際に出てきてみたら『ついてるよ』って言われるかもよ。」ってゆう話をしてたけど、でもまさかまさか、本当にそうなるとは。

うちの家風をよく分かってる子だ。笑

みんなの笑顔に包まれて、

2011年6月13日(月) 15:02 3320g 49cm

元気な男の子が誕生しました。

出産後の入院生活

second son born

生まれてきた赤ちゃんは、後産で胎盤が出てきた後お下のチェックをしてもらってる間はカンガルー抱っこ。(ちなみに会陰切開もなく無傷と太鼓判をいただきました。)

呼吸していることは見たら分かるし「ふぇふぇ」言ってるけど全然泣かないのは長男と一緒。

一段落したら、計測や産着を着せてもらいに助産師さんに連れられていきました。

その間は長男が分娩台の枕元に寝転がって、

「ママ、んーー!!ってしとったなぁ」って出産ごっこ。

私と夫に両側から手を握ってもらって、両膝を曲げた分娩台の体勢で「んー!!」って何度もいきむ真似をするもんで、後片付けをする助産師さんも思わず「ふふっw」って。

「いやぁ、それにしても男の子だなんてー。驚きですね!」

って笑いながら、分娩台をベッドに交換してくれました。

そこに赤ちゃんが戻ってきて、初乳をあげるということで腕枕の体勢になって授乳してみます。

まだそんなに勢いよく母乳が出るわけじゃなく、絞ればジワ~と滲む程度。

なのに!!

なんなのこの痛み!出産後にこんな痛みあったっけ!?

後陣痛は1人目よりも2人目の方がツライ!

助産師さん「お腹にくーって痛みきた?それ後陣痛。

1人目を出産したときよりも2人目の方が痛みが強いの。

子宮が元の大きさにどんどん戻ってる証拠だから、我慢してね~!」

授乳が子宮の戻りを促すので、授乳するたびに後陣痛がくる。

しかも結構な痛みの強さ。

病院に着いたときよりも断然強くて、お昼ごはんを食べてる途中に始まった本格陣痛スタート時の痛みくらいでしょうか。

いきみたくなるくらいの陣痛ピーク時ほどではないけれど。

でも何回痛みに耐えたところでもう1人かわいい赤ちゃんが生まれてくるわけでもなく。

出てくるのは悪露だけ。(笑)

これが授乳している間ずっと続く。

初めての授乳で痛かったり、おっぱいの出が順調じゃなくて悩んでいた初めての出産後とは、また違った辛さが・・・。

退院後数日間で気にならない程度に治まりましたけどね。

授乳をしていないときでも球に後陣痛がくるので、そのときは長男のお相手も中断。

「ご、ごめん・・・。ママお腹痛いから、ちょっとだけ待ってね・・・(汗)」

そして痛みがマシになってから遊び再開です。

産後2時間の休憩が済んだら、2人育児スタート

初乳を与えて腕枕状態で半分眠っている赤ちゃんはそのままで、出産直後は2時間の休憩。

その後は自力でおしっこが出来ることを確認して、ラインを抜いてもらって、完全復活!

早朝から起こされて全然知らない場所に連れてこられた長男は、遊びにきたと思っているので大ハシャギ。

赤ちゃんをツンツンしたり、LDR内の機会を触って遊んでいます。

お夕飯は夫が売店に買い出しに行ってくれたものと、病院から出る私の食事を分け合って済ませました。

4人家族になって初めての夜は、病院で皆で寝ることに。

早朝から起こされて陣痛の待ち時間に付き合わされたり仕事に行ったりと動き回った夫は、病院の消灯時間より前にご就寝。

ハシャギ続ける長男の寝かし付けと、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話は私の役目です。

看護師さんの巡回や赤ちゃんの授乳・オムツ替えの物音で、長男は何度か夜中に目を覚ましていましたが、私と同じベッドで添い寝していたので夜泣きやグズグズ言うことはありませんでした。

入院中は長男とゆっくり遊ぶ時間

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出産した当日は、赤ちゃんも寝ている時間が多いし自分もナチュラルハイの状態なので、あっという間に終わった気がしていましたが、翌日からは後陣痛を堪えながらの長男の世話が本格的にスタート。

夫は自宅の赤ちゃんを迎える準備をすると言って、仕事を休んで帰宅。

仕事休むなら長男も連れて帰って欲しいところなのに、長男の世話をしていると片付けが進まないからと病室に残して帰って行きました。

赤ちゃんが小児科医の診察を受けたり、沐浴してもらったり、計測してもらってLDRを離れている時間に、長男を1階の売店に連れて行って、昼食とおやつを買う。

あとは幼児向けの雑誌も暇潰しになるかと思って初めて買ってみました。

付録を一緒に作って、遊んでいる間だけは静かでしたね。

自宅から持ってきたものは、100均で購入したスケッチブックとクレヨン。

静かに遊ぶといえばお絵描き!と思ったけど、興味なさそうで失敗。

LDRはテレビが無料で見られるので(それ以外の病室は、有料のテレビカードが必要。)、教育テレビにもお世話になりました。

私がLDRに戻るまでは赤ちゃんはナースステーションで預かってもらえるので、売店に行ったついでに外をお散歩してみたり(外出はできないので売店横のスペースをぐるぐる)、1階の待合の絵本を読んだり。

自宅に戻ると赤ちゃんのお世話と家事があるので、長男の相手をしてあげられる余裕がなくなると思って、入院中はできるだけ長男の遊び相手をしてあげようと努めていました。

お見舞いにきた義両親や夫が長男の気分転換に

お土産をたっぷり持ってきてくれる義両親がくると、長男も大喜び。

授乳の時間でも退室しない義父や、赤ちゃんを抱っこすると手離さずに面会時間が過ぎても帰ってくれない義母は、私にとっては「体を休ませてください・・・(涙)」な存在ですが、長男にとっては大好きなおじいちゃん・おばあちゃんとおしゃべりできて楽しい時間になった様子。

嫁としては、出産した当日も義母は分娩中から病院内で待っていたらしくて、お産直後からハイテンションのマシンガントークのお相手をするのは大変で。

翌日も仕事が終わった後にお見舞いに来ていただいたのですが、連続はさすがに厳しい・・・。

私「今日は何かおいしいご飯、食べさせてもらってきたら?」

と、入院してから病院の売店ごはんが続いていた夫&長男の食事に気を使う妻のフリして、全員追い出して休憩時間ゲット成功!!と羽を伸ばしていたのはここだけの話。

疲れていたので出産翌日の夜は夫と長男は自宅で寝てもらって、朝に長男を連れてきてもらって夫は仕事へ。

夜はまたお見舞いに夫が来て、差し入れに翌朝用のパンや着替えを持ってきてくれて、夫は病院に泊まったり自宅に帰ったり。

長男はずっと病院にいたがったので、病院で。

出産入院は4泊5日間でしたが、赤ちゃんと長男のお世話と1日おきにやってくる義両親の相手であっという間に終わりました。

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《まとめ》退院したらすぐに日常がスタート

入院中や退院直前に義母がやってきたので、嫁の仕事もありましたし、

午前中に退院したのでお昼の準備や洗濯に追われましたし、

ごはんを食べたら夫は出社したので、普段通りに長男の相手をしたり入院後の片付けしたり夕飯の準備したりして、さらに赤ちゃんのお世話。

退院と共にあっという間に忙しい日常が始まって、自分の体を気遣う余裕が全くありませんでした。

当時書いていたアメブロ記事には、

「赤ちゃんが寝ている間は長男の遊び相手、長男と赤ちゃんが揃って寝ているときが貴重な休息時間なのに、義両親の突撃でなかなか休めずにツライから、自分が姑の立場になったら絶対にこんなことしないと心に誓う!!!

とあって、私も大変だったんだなと振り返っております。(まるで他人事のよう。苦笑)

念願の2人目が生まれて、どっちが優先とかならないように、2人平等に、完璧に!と肩の力が一番入っていた時期。

思えば「そんなに頑張りすぎなくて良いんだよー!」と言ってあげたいくらい、出産前から兄弟育児にガチガチになって構えてたんですよね。

そして最後に夫へ。

陣痛が始まったら、正直男性にできることってもうほとんどないやん?

荷物持ってくれるとか、邪魔にならないように・・・とか、上の子の世話は任せとけ!とか、もうそんなくらいやんか。

あんた何やってたか覚えてる???笑

さぁ、そんな夫が三男誕生時どれだけ活躍してくれたのか、成長に期待です。

つづく⇒準備中

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