こんにちは、メリッサです。
何かツイてないことがあったり、苦しいこと悲しいことがあったりすると、自分の人生が不幸なもののように思うことがあります。
確かに、青信号渡ってるときに突っ込んできたトラックに引かれてさまよう意識の中で「何て私はラッキーなんだ!」と思う人は稀でしょう。
でも今朝、ふと目に入ったこのニュースを見て思いました。
その出来事が起こったことは変わらない事実。
でも、どう捉えるのか、どこに注目するかで、結果(つまり、自分がどんな感情を抱くか。その出来事を幸か不幸かどっちに思うか。)は変わる。
うん、これって本当にそうだよな~。と。
今目の前で起こっている出来事は、一見とても悪いことに思えるかもしれない。
でもその先に何か得られるものがあると、信じてみるのはいかがでしょうか。
英カップルの指輪をNY警察が見つけたニュースを見て思ったこと
報じられていた内容から推察すると、大体こんな感じ。
- イギリス人カップルがニューヨークに旅行
- 彼女にプロポーズし、受け入れてもらえて最高!
- 手渡そうとした瞬間、指輪が落ちて転がっていく
- 探しても見つからない!どこだどこだ??
- 諦めて、イギリスに帰る
- 様子を見ていたNY警察が指輪発見
- でもカップルがどこの誰か分からい
- SNSで拡散
- カップルの友人がツイートを教えてくれる
- 晴れて指輪はカップルの元に
やるやん、NY警察。笑
さて、最後まで知っている今の状況でストーリーを聞くと、微笑ましいハッピーエンド最高かよ!な案件ですが。
カップルになり切って想像したら、
- イギリス人カップルがニューヨークに旅行
- 彼女にプロポーズし、OKもらえて最高!
- 手渡そうとした瞬間、指輪が落ちて転がっていく
- 探しても見つからない!どこだどこだ??
- 諦めて、イギリスに帰る ←イマココ
このときの心境は察するに余りありますよね。
彼氏「せっかく彼女にプロポーズOKもらったのに。
喜んでもらおうと思って、すごく奮発して買った指輪なのに。」
彼女「あなたが悪いわけじゃないわよ。」
(とはいえ、すごく惜しい。クソドジとまでは言わないけれどもやっぱ最悪。)
彼氏「メソメソメソ」
彼女(泣きたいのはコッチよ、全く(-“-)フン…)
みたいな?
イギリス人カップルが実際どんなやり取りをしたかは知りませんが、帰りの飛行機の空気は重たかったでしょうね。
イマココの先にいる自分
カップルが帰国後も指輪を見つけるために何かしていたかとか、新たに指輪を買うことを考えていたかは知りませんが、とにかく指輪が戻ってきたカップルは超絶ハッピーそうな笑顔です。
あぁ、良かった良かった。
で、今日の本題。
実際の人生はこんなに分かりやすいハッピーエンドの繰り返しではありません。
だけどね、人の成長ストーリーには『神話の法則』と言われるように規則性があるわけです。
右上に向かって一直線!というわけではなく、山あり谷ありしながら少しずつ登っていく。
何かを手放したり、失ったり、辛いシンドイ経験を経て、得られた何かを武器にして掴み取れた次のステップ。
ひぃひぃ言いながらやっとこさで乗り越えたこともあれば、地味な作業を繰り返すうちにいつしか身についた才能でさくっと乗り越えられたってこともあるでしょう。
ドラクエと一緒ね。
ただ「イマココ」がシンドくて辛くてもう逃げ出したいくらい苦しいときは、その先に得られる「何か」は見えないほど余裕がないかもしれません。
大体、辛いときって視野が狭くなるもんですから、余計に。
でもね、必ずあるわけですよ。その先が。
谷の次には山が待ってる。
ずっとずっと谷ってことはないんです。
カップルだって指輪無くなって超最悪!って帰りの飛行機で大ゲンカして別れてたら、NY警察が指輪を見つけてくれたことも一生懸命自分たちを探してくれたことも、たくさんの人が情報をシェアして自分まで繋げてくれたことも知ることはなかったかもしれません。
ずっと雨ってことがないのと同じで、雲の上には太陽がありますから。
雨が全然降らなければ良いってわけにもいかないでしょ?
農作物どうすんの?琵琶湖枯れて飲み水足りなくなったらどうすんの?
やっぱり適度に雨は必要で、その後に太陽がさして、ぐぐっと植物が成長するでしょ?
人も、なんですね。
シンドイ辛いことの後に、成長した自分がある。
ただその先にいる自分が信じられるか?
ここがとても重要なポイントなように思います。
自分を信じる力を養う
その先にある自分、つまりツライの先には成長した自分がいる!
大丈夫!
と、どん底でも這い上がれるだけの力が自分に備わってると信じられるようになるには、どうすればいいのか。
最初にやってきた壁がどーんと大きく目の前にそびえ立っていると、やっぱビビっちゃって尻込みしてしまうもの。
そりゃそうよ。
喧嘩したことないのにイキナリ番長が来たら、「さーせん。さーせん。」(念のため説明すると、スミマセンの意)って尻尾巻いて手をすりすりヘラヘラ顔で肩揉みさせていただくわ。
最初は小さいことから。
ちょっとシンドイこと、勇気がいることに挑戦して、乗り越えた自分に自分で「OK」を言ってあげる。
例えば苦手なピーマン食べて「お、案外イケるな。」なんてときは、「俺はピーマン食べれた上に、美味しさにも気付けたすげぇ!」ってちゃんと褒める。
「みんな大人になったらピーマン食べれるようになってるのに、食べられずに残す自分」だけ見てたら、こんなことで褒めるなんて大したことないっすよ。全然っすよ。って、また自分を卑下しちゃうでしょ?
大人になっても嫌いなもんはキライじゃー!って残す人だっているんだから、食べようと挑戦した自分はすごいの!
しかもその上案外イケるとまで思えたんだから、もっとすごいの!!
(ピーマン食べられない人ダメって言ってるわけじゃないのよ。私も納豆食べれん。)
こんな小さいことなら出来て当然、できなかった自分がヤバい、じゃない。
小さいことでもちゃんとできたら「OK、よくやった!」。
私、勇気出して電話して定期購入してたサプリの解約できた!
エライ!頑張った!!
(私は電話で話すのが、とーーーっても苦手。)
私、夫にゴミ捨てお願いって言えた!
すごい!!ちゃんと言えたね!
しかも、喜んでやってくれて良かったね!
私、今日はおかず3品も作ったよ!
エライー!忙しいのに、家族の健康のことまで考えられたね!
子供がパンを食べこぼしたから掃除機かけたの!
すごい!掃除機かけるなんて、めっちゃエライ!
※どんどんショボくなってるような気がするのは気のせいです。
しんどいことじゃなくても、自分で「ちゃんと出来た」って思ったらOK出してあげて。
1つ1つ丁寧に、自分のできたこと、頑張ったこと、認めてあげて。
日常の中で、🆗を出す数を増やそう!
そのためにはまずチェックの回数を増やす。自分に対して🆗を出せるように、些細なことからで良い。
ツイートするときに誤字がないか確認するとか、靴を脱いで揃えたとか。
積み重ねていくうちに自己肯定感も育つし、丁寧な印象にもなれるし、一石二鳥だよね。— メリッサ (@sutekimama7) 2018年12月4日
《まとめ》自信は自分で育てられる!
あのね、大切なのは、『自分で』自分を褒めてあげれること。
人に認めてもらわないと、褒められないと、頑張る意味ない…これじゃ見返りを求めてるよね?
これは自分を信じる力にはなりません。
育つのは「誰かに褒められないと、何もできない自分」です。
イマココの一見辛い出来事の先に、得られるものがあって成長した自分がいると信じられる力。
これを育てるのは誰でもない、自分です。
子育てはまたちょっと別かなと思います。
子供が幼いうちはたくさん褒めてあげて、子供が自分で自分を認めてあげられる力を育てて挙げる必要がありますよね。
出来ないところばかり目がいきがちですが、出来たときにもちゃんと見てあげて認めてあげられているかな?って、我が身を振り返って反省です。
そして子供のその先を信じて、先回りをしないこと。
欠けているところ、在るところ、どちらに注目するか、という話にも繋がってきますね。
さぁ、今日はどこを褒めてあげようかな。
女性は鏡を見るたびに「まぁ、今日もキレイで美しい!」と褒めてあげることをお忘れなく。笑