大きくなれば赤ちゃんの心臓の穴は塞がる?いいえ新たに見つかることもある

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見た目はキュート、中身はジャイアン、我が家の三男です。

どうもこんにちは、メリッサです。

三男が元気すぎて、心臓の術後定期検診の日をすっかり忘れていました。(汗)

あぁあぁああーー!!!!って気付いたときには声出ましたよ、マジで。

だって、確認したところ次男の保育参観日とかぶってる。

次男の年少組では最後の保育参観日で、1年を振り返っての親子発表会するそうなので母親が行かないわけにはいかない。

というわけで、夫には半休取得してもらうことになりました。笑

今回は前回のこの話のつづきになります。

【子供の先天性心疾患】生まれた赤ちゃんの心臓に雑音があると言われて
今年の春入園予定の三男がテレビやテーブルにシールを貼り、娘が食べようとして、私が剥がしてゴミ箱に捨てるというこの一連のくだり、3日前から続いています。 この...
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三男の心臓定期検診―良い知らせと悪い知らせ

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出産した病院を退院したら、次は1ヶ月検診のときにというコトになりました。

「体重の増加次第では心臓に掛かる負担が大きい可能性がある」と指摘されていたので、とにかく必死に授乳しまくった1ヶ月。

とにかくよく寝る子で、上の子たちのお世話をしてたり、私も一緒に夜眠っていると、5時間くらいぶっ通しで寝ておっぱいを飲まない・・・なんてことも多く。

とにかくせめて成長曲線内に入るように順調に体重を増やしてあげるべく「お腹空いてないわ~。わしゃ眠いんや~。」と泣く子に必死に授乳する母。

ありがたいことに母乳の出が順調だったので、それほど悲壮感はなかったです。

生後1ヶ月検診。やはり心臓雑音あり

その甲斐あってか1ヶ月検診での体重測定、結果は出産時2846g→4日目2556g→7日目2774gからの、生後29日目3785gでした。

単純計算で1日45g増えてるので心臓もきっと大丈夫!だそうです。

あ~良かった♪

身長は3㎝増し、頭囲・胸囲も5㎝増しで、ホンマにちゃんと成長しているか心配してましたが、やれやれ一安心。

このとき、出産したときの担当医に、

「(切迫早産で)あれだけ張りが酷いと、やっぱり赤ちゃんもあまり体重が増えずに小さめな子が多いです。

心疾患があったなら尚更。

だけど生まれたときの体重は検診の推定体重より大きかったし、生まれてからもちゃんと成長してるし、きっと大丈夫ですよ。」

と言われました。

ですが、私にとっては『大丈夫』という言葉よりも『張りが酷いと体重が増えにくい』という言葉の方が残りました。

普通は1番目の子よりも次の子の方が大きく生まれると言うのに、三男は上の2人よりもはるかに小さく生まれました。

もっと安静に生活してたら…って申し訳ない気持ちが、ずっと拭い切れずにいたんですよね。

その挙げ句、「心臓が…」とか言われたら余計ですわ。

でも、ちゃんと成長してくれてた!ホンマに、ホンマに一安心。

本音を言うと、上の子たちは1ヶ月検診で4kg超えて当たり前!くらいの数字やったので、三男も!!とか思ってましたが、そこまでは増えず…。

でも、三男には三男のペースがありますもんね。

焦らず彼のペースで、でも確実に成長してくれてるので、全然イイんです。

最後に小児科の先生が、丁寧に聴診器で診察してくれましたが、やはり雑音は消えていないとのこと。

さらに1ヵ月後に詳しいエコー検査をして、その結果で今後の方針を決めることになりました。

生後2ヶ月の心エコー検診。相変わらず3mmの孔

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エコー検査の結果、心臓の穴の大きさは約3mmでほぼ変わってませんでした。

大きくなることはない…と思ってたけど、変化なしか~。

少しは小さくなってることを期待していたので、ちょっとガッカリ。

でも、穴が心臓に負担になっている様子もないとのことで、それは一安心です。

ないはずのところに穴があると左右の血液の流れる量が本来と変わってしまって、心臓の大きさが変わってしまい、心臓に大きな負担が掛かる場合もあるそうです。

そうなるとすぐに大きな病院に行かなきゃいけないらしい。

利尿剤などのお薬が処方される子も多いですが、三男には心臓関係の薬は不要でした。

次の検査は2ヵ月後で、それまではかかりつけの小児科で小まめにチェックしてもらうことになりました。

生後2ヶ月からは怒涛の予防接種が始まるので、かかりつけの小児科には当分週1で行くことになる予定。

その度に心音をチェックしてもらって、

「心臓に負担が掛かり始めると、呼吸が早くなったり、いつもと違う様子が出るはずなので、おそらく分かると思います。」

だって。

かかりつけの小児科、ちゃんと分かるのかな~?不安だわー。

デリカシーの欠如したオッサン医師やねん。(お世話になってるのにこの言い方。笑)

けどまぁ…2ヶ月後にはまた検査するわけだし。

多分2ヶ月後にも穴の大きさは変わってないと思うって言われたし…。

「今回の検査で穴が少しでも小さくなってれば、次の検査で閉じてるかもね~!って言えるんだけど。

多分変わらないだろうから、心臓の負担が増えてないかどうかだけのチェックになると思います。」

だそうです。

はぁ~・・・。そうなの?

ま、元気に育ってくれてるので必要以上の心配はしません!

体重測定の結果、生後29日目3785gからの生後48日目4540g。

授乳回数が落ち着いてきた割に40g/1日ほどずつ増えてました。

最初の1ヶ月に比べるとちょっと増え方が落ち着いちゃったけど、まぁ増えてるのでヨシ!!

担当医の予想通りこの次の検診でも同じ結果で、体重の増加はクリア・孔の大きさは変わらずでした。

閉じてないけど悪くもなってないってことで、次の検診は更に3ヵ月後になりました。

生後6ヶ月の心エコー検診、検査結果に変化

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生後3ヶ月での心エコー検診。

「またきっと前回と同じような検査結果だろうな。」と思っていたところに、

変化が起こりました。

エコーの前に首座りをチェック→OK!

まず、4ヶ月検診で「まだもうちょっと微妙に首がちゃんと座ってないっぽい」と指摘されたことを相談させてもらいました。

生後5ヶ月のときに受けた予防接種でもかかりつけ医に「あともうちょい!」と言われ。

「生後半年で首が座ってないと、大問題よ~?(笑)」と言いつつ、

担当医は『両手持ってよっこいしょ』した後に、そのままの状態で腰だけ手で支えて座らせました。

その間、ガクッと首が垂れることはなく。

「まだ力があんまりないから、頭が大きいか首が細い子は長時間もたなくて疲れちゃうこともあるからね。

心配ないよ、ちゃんと首は座ってるよ 。

だそうで一安心。

多分、ウチの子は頭が大きいので疲れちゃってたんやな。笑

まず区で行われる4ヶ月検診ですぐに精密検査に行くように言われなければ、ほぼ大丈夫と思って良いそうです。

4ヶ月検診で一番しっかり診るところだそうで、そのときはまだキチンと座ってなくても、ただ遅いってだけか検査や治療が必要になってくるものなのかは、ちゃんと診てるんだそう。

あの流れ作業で、ホンマかいな!?な印象ですが、まぁそうなんやって。

心臓のことがあると全部が全部それに結び付けてしまって「そのせいで成長が遅いのでは!?」とか余計な心配をしてしまうけど、

「それは関係ないよ。」とハッキリきっぱり否定してもらえたのでスッキリ!

心臓エコー検査の結果、問題の孔は閉じて新たな孔が発見されました

次はエコー検査。

3ヶ月ぶりなのでじっくり時間を掛けてしてもらいましたよ~。

今までずっと検査で小さくなるように祈っていた孔は随分と小さくなり、おそらくもうほとんど閉じてました!

やった~ヾ(@°▽°@)ノ ワーイ♪

確かに、素人目に見ても「あ、ココにあったんやわ。」って分かる感じの、名残り的部分はあるねん。

だからまだ完璧完治!ではないねんけど、危惧されていた「手術で閉じなアカン。」は回避決定。

ただ、今までの検査では見つかってなかった、新たな穴が発見されました…!!

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心房中隔欠損、改め、心室中隔欠損症と診断

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前回の検査時は大きさ2~3mmだった心房の孔が今回の検査でほぼ塞がっていました。

その代わりに左右の心室の間の壁に、2mmくらいの孔が見つかりました。

そしてこの孔、

『産まれたときは2mmよりももっと大きな穴があったけど気付かず、これがどんどん小さくなって今は2mmになった。』

のではなく、

『産まれたときはほとんど分らないくらい小さな穴だったのが、体の成長と共に心臓も成長し、それに伴って穴も大きくなり2mmになった』

のだという。

ただ、この穴も「成長と共にまた小さく塞がっていく」可能性もあるらしい。

逆も然りだが。

先生「生後6ヶ月やし、今後どうするか一度判断しておく時期かな。

1歳くらいまでは今まで通りの経過観察にしても特に問題はないと思うけど。

大きな病院で精度の高いエコーで診て貰ったら、閉じる可能性があるか手術が必要なんか分かるかもしれないから、お母さんは安心出来ると思うよ~。

きっとコレは大丈夫な方の穴やと思うから!

これだけ順調に大きくなってて元気に動き回ってるから、深刻なものではないと思うねん。」

とのことで、一度大きな専門病院で検査してもらうこと決めました

この頃の私は、先生のきっと大丈夫という言葉と、その言葉通り体重は順調に増えて動きも多くなっていた三男の様子を見て、どうしても深刻な症状を抱えている子には見えず、

「手術なんてことはないやろうけど、まぁ念のため。」

くらいの楽観的な考えで紹介状を受け取り、1ヵ月後にこども病院での詳しい検査をすることになったのでした。

次回につづきます↓

心臓検査の流れと県立こども病院で心室中隔欠損症1型と診断されたときの話
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