前回からのつづきのお話になります。
チェックインするとき、周りに人が来なさそうなサイトに区画変更してもらった・・・というところまでお話しました。
実際のファミキャンレポは事実上ここからということになります。
キャンプ場内のサイトはどんな?が気になる方は前記事をチェックです。
Contents
湯の原温泉オートキャンプ場 体験レポスタート!
我儘言ってチェックインを済ませたら、早速サイトに移動します!
今回はB10という区画で2泊3日の滞在です。
管理棟の近くでトイレもゴミ捨て場も目の前!広場で遊ぶ子供たちの様子も見える、便利な区画でした。
【体験レポ】 湯の原温泉オートキャンプ場 1日目つづき
まずは腹ごしらえ!
到着が13時だったので、私も子供たちもお腹ペコペコ。
サイトに着くなりテーブルを広げて、イオン和田山店で買ってきた巻き寿司をいただきます。
夫はその隣で地味~に荷物降ろしてました。(風が強くて空パック飛んでっちゃうから先にご飯食べてー!)
あ、ちなみに・・・湯の原温泉オートキャンプ場のチェックインは15時以降、チェックアウトは13時までとなっているのですが、ここのキャンプ場はそこんとこアバウトと言いますか・・・。
大きな声では言えないけれど、前後の利用者がいない場合はあまり時間に厳しくなかったです。
我が家と同じ時間にチェックインを順番待ちしてる人が5組くらいいたので、多分みんな早めに入っちゃうんだと思う。
プラス料金も掛かりませんでした♪
子供たちは食べて早々に公園に行きたがったので、その間に夫婦で設営。
子供たちは広場とサイトを行ったり来たりで、「ねぇパパも一緒に遊びに行こうよ~。」「後でな。」を繰り返しておりました。
湯の原温泉オートキャンプ場は、テントを設営する地面が固い土。
ペグもテントやタープの付属のものだと絶対に無理ってくらい固くて、所々さらに固い粘土の層もあるので、snow peakのソリッドステークのような強めのペグが必要やね。
テントとタープが張れた辺りで子供らの「一緒に遊んでー!」がピークに達したので、「しゃあない、ちょっと私行ってくるわ。」と残りを夫に託して私は子4人と広場へ。
ターザンロープにシーソーにブランコ。
遊具はそれほど多くないけど子供たちは満足してたし、広場でキャッチボールとかサッカーしてる子も。
息子がサッカーしてるとどこからともなく男子が寄ってきて、皆でボール蹴ってました。
広場からフリーサイト方向を眺める。
初日は気持ち良い天気だ。風強いけど。
フリーサイトからは道路通らずに、草むら横断して広場に向かう子が続出。・・・そ、それは体験田では??焦
誰かが水に入り始めると、僕も私もとみんな後に続きます。
息子3人ももれなく入りたがったので、「足だけちゃぷちゃぷならOK!」ってことにして遊ばせました。
自分のサイトに目をやると、夫が残りのキャンプ道具を出したり微調整をしくれてるのが見えました。
助かりますー!(まだロープ1人で結べないけどね。)
お気に入りのUNIFLAMEのタープ、うんカッコ良い♡
気が付いたら足だけどころか、全身ビチャビチャになって遊んでるやんか!
まぁ、仕方ないか。そうなるわな。
次の日があまり天気が良くないって予報だったので、今日だけしか水遊び出来んかも・・・と思いっ切り遊ばせることに。
結局17時過ぎまで、周りの子が去った後も最後まで遊んでいた息子たちでした。
お決まりの尻もち&「あーぁ(-_-;)」ってやつもして、体が冷えていた子供たちは夫に任せて温泉へ。
私はテーブルや夕食の準備をしつつ、メンズと交代で娘と温泉に行きました。
温泉では女の子ママさんの先輩がいて、「女の子をパパに任せて男湯に入れるのはどうなのか?談義」に花を咲かせてみましたw
サイトに戻ると夫のキャンプ料理が進んでて、こういうのは車で全員で風呂移動しなきゃいけない場合は無理だよね~。
温泉入って、湯上がりポカポカに出来立ての料理が食べられるとか、幸せすぎる!ありがとー♪
夫がダッチオーブンで作ったチキンの丸焼きと玉ねぎの丸焼き。
「失敗したわ!めっちゃ焦げた!」と夫は騒いでおりましたが、味はめっちゃ美味しかったよ?
それよりも張り切って作ってくれたローストビーフの方が、生肉感が強すぎてごめんちょっと無理・・・でした。
もちろん、焼肉にして美味しくいただきましたよ。
いつも食べるのに必死でキャンプ飯の写真はあまり残ってません。(笑)
食後、日が暮れてもまだまだ遊び足りない子供たち。
いやいや、温泉入ったのにまだ汚すんかいな・・・。
最終的にはクタクタになるまで遊んで、気が付くと歯磨きも忘れて寝袋に入ってました。
湯の原オートキャンプ場 2日目
5月6日 (金)
この日は平日ということもあって、ゴールデンウィーク中とはいえ人もまばらで混雑してなくて良い感じ。
起きたらすぐ、朝ご飯も食べずに広場で遊び始める息子たち。
ま、いっか。こんな非日常もキャンプならでは。
いつ雨が降るかも分からないような空だったので、朝食後はキャンプ場内見学にちょこっと散歩へ。
夫はテントから離れずにまったりすると言うので、私と子供たちのみで。
林間サイトで見つけてんけど、何これ?何の骨???
雨がポツポツ降り始めたので、町に買い出しに行くことにしました。
行き先はこのフレッシュバザール日高パーク店。
フレッシュバザールはスーパーだけど、同じ敷地内に薬屋・コインランドリー・コメリなどなどお店がいくつか集まってるので、キャンプ中に必要なものが出てくればここに来たら何とかなりそう。
コインランドリーの洗濯機&乾燥機もビッグサイズだから、家族分入れても余裕で50分で洗濯から乾燥まで完璧フカフカだったわよ♪(しかも洗剤不要。)
本日分&翌朝分の食料を買い出しして、洗濯物を回収したら、キャンプ場に戻ります。
夫「今日のお昼ご飯は、パパがクレープを作ります!」
んじゃ、お願いしまーす♪♪♪
見てると余計な口出ししちゃうので、私は娘と遊びながら待機。
夫「ねぇ、メリちゃん。ダマができてしもたわ~。」
私「1回漉そうか。」
夫「ねぇ、気になる?ダマがあるとアカンかな?」
私「漉そう!ねぇ、漉そうよ~!」
夫「アカンわ。めっちゃダマができるわ!!」
私「漉してあげるから、貸しなさい!!!!」
ってことで、最後の数枚だけキレイで滑らかな生地になりましたとさ。
最初っから聞け~!←口出してるしw
子供たちには、カットしたフルーツと生クリーム(今回は道具も無かったので搾り出すだけのやつ買いました。)を用意してあげて、
パパ力作の生地にそれぞれ自分でトッピングして食べてもらいました。
子供たちから「おかわり!」と何度もご要望があったため、私は味見の一口だけしか当たらなかったけど(涙)、夫の初めてのクレープ作りは大成功!
夫「クレープの素、買ったからな・・・。」
いえいえ、大好評でしたよ♪ごちそう様でした!
私はクレープが食べれずにお腹が満たされないので、焼き芋焼いてみました。
雨だったけど小雨だったので、タープの端っこで炭をちょこっとだけ起こして。
あ、そういえば焼けるのを待ってる間に、夫がパスタを作ってくれたんだっけ。ミートソースにニンニク入れた斬新なスパゲティーでしたが、これも美味しかったですw
家でもキャンプでもこれまでは滅多に料理しなかった夫なので、誰かに作ってもらったごはんをたくさん味わえて、これもファミキャンの幸せポイントですな♡
お昼ご飯を食べ終わっても雨がやまないので、子供たちは粘土遊び。
100均です。使い捨てのつもりで購入したけど、何度か使い回してます。
おやつが食べたいと言うので、きな粉餅。
動き回ってるわけじゃないのに、お腹空くんやなw
娘はテントの中で遊んで、そのままお昼寝してました。
私も添い乳しながら一緒に寝落ちしそうになったけど、風の音がすごくって目が覚めました。
今日チェックインしてきたご家族のテントが風に飛ばされてペグダウンできず、4時間以上格闘していたのですが、いつになったら設営終わるの!?って心配になるくらいヤバかった!
カーンカーン!という、ペグを打つ音がいつまでも鳴り響くんです・・・。
こういうときって手助けすべきかどうなのか、マナー的にキャンパー精神はどうすべきなのかがイマイチちゃんと分かりません。(非力な女手は強風の前では邪魔になるんでしょうけどね。)
そうこうしているうちに雨がやんだので、裏山散策に出掛けることにしました。
夫はやっぱり行かないと言うので、娘を見ててもらうことにして、息子たちと私で冒険です。
区画サイト507の奥から繋がる山道に入って、行けるところまで進んでみることにしました。
いつ雨がまた降り始めるかも分からないし、ちびっ子連れなので気楽な散歩の感覚で。
行けども行けども同じような山道で、どこにつながるのかもよく分かりません。
それでも子供たちがどんどん進むので、とりあえず前に進んでいましたが、
林道名色羽尻線と標識の出たところで、
すぐ横に土砂崩れのため通行止めという看板が・・・。
もう少し進んでみましたが、
終わりが見えなさそうだったので、ここら辺で引き返すことにしました。
写真を撮影した場所を今調べてみたら、こんなところ・・・。
湯の原温泉オートキャンプ場からは全然進んでいないように見えるけど、このまま進んだらゴールどこやってん!って感じ。
ほどほどのところで引き返して正解だったかも。
この↑写真撮った時点でもうすぐ17時って時間だったし、散歩気分で装備0で出発してたから子供連れで遭難とか勘弁だしね。(←ビビらんでも一本道や。)
さぁ、暗くなる前に少し急いでサイトに戻りますよ。
(サイトに戻ったら、格闘中だったテントはすっかり設営完了しておりました。タープは諦めたっぽかった・・・。)
次男力作の『かお』です。めっちゃ上手!←親バカ
子供たちが再び粘土遊びに夢中になっている間に、ご飯炊いて今夜は海鮮丼です。
スーパーで美味しそうなお魚を選んだら、無料でお刺身にさばいてもらえたので私はラクチン♪
「すみません、ちょっと薄めに、数多めになるようにお願いします・・・。」
という、お恥ずかしいリクエストも聞いてもらえましたよ。
子供がお刺身大好きでしてね。100%喧嘩になるので、数を確保です!
大人の今夜のアテは、ホタテだぜ~!
しょうゆをタラっとしただけやけど、最高っ!!
ただ夕食後も相変わらず風がものっすごい強くて、焚き火するとテントが燃えそうなくらいだったので、炭火も早々に撤収しました。
この後一晩中風はおさまることがなく、夜中バタバタと音がしてました。
湯の原温泉オートキャンプ場 3日目(最終日)
目を覚ましてテントの外に出ると、風がやんで静かな朝でした。
周りのいくつかのサイトで焚き火をしているのが見える。
よーし!我が家も焚き火するぞ~!!
チェックアウトの日の朝ということもあり、がっつり薪をくべるほどでもないので周辺から拾ってきた木でプチ焚き火です。
これだけだとあっとゆー間に終了ですけどね。
気分だけは味わえたのでヨシとしますか。
次回のキャンプでは、火を見つめながらワイン片手に夫婦で語らう・・・くらいの焚き火がしたいな。
火を見つめると何かリラックスできるし、語りたくなります。
朝食が済むと、子ども達が水遊びで全身ビショビショになってる間に夫婦で撤収。
ホントはもう1泊延長!って言いたいんだけどな~。夫が「翌日は出社しなアカン!」というので、ちぇーっと言いながらの撤収です。
撤収するときは雨も風もなくて、スムーズだったから助かった!
水遊びに飽きた子ども達が、粘土で遊び始めました。
いつの間にやら子どもが増えてますが・・・。←これは我が家のあるあるです(笑)1人や2人ちびっ子が増えてても違和感ないのよね。
チェックアウトした後は、湯の原温泉オートキャンプ場に遊びに来た人たちが絶対に立ち寄るという、すぐ近くの蕎麦屋さんへ。
山を降りる途中にある『殿さんそば』の殿さん定食です。
長男はお子様プレート、次男は盛りそば(←とにかく蕎麦が好き!)、三男は私と夫から取り分けで、お腹いっぱいです。
結構ボリュームあるのに食べられちゃうのはあっさり蕎麦だから?
数種類ある山菜のてんぷら、何か分からないものもあったけどサクサクで三男がすごくハマってました。ママもてんぷら好きなのよ~!と、取り合いw
殿さんそばはチェックイン前後に是非♪(湯の原温泉オートキャンプ場に行く途中で必ず通る道沿いです。)
お腹がいっぱいになったら、次は観光!
湯の原温泉オートキャンプ場の近隣観光情報【植村直己冒険館】
今回は、キャンプ場に程近い植村直己冒険館へ!
(兵庫県内の小中学生はココロンカードを見せると無料、co-opさんの生協組合員カードを提示で割引がありますよ♪)
実を言いますと・・・行く前は「誰それ、女?男?何したオッサン?」って感じの印象だったのですが、
行ってよかったですよ!
特に私、元バックパッカーで、つまり冒険家だったんでした!←多分違う。
いやでも真面目に、すごく冒険心をくすぐられると言うか、私もまたどっかへふらっと行きたくなりました。
1人のときとはまた違う、今の私に出来る範囲の冒険・挑戦って絶対にあると思うんですよね。
母ならではの新しい旅のカタチ、うん、今はファミキャン経験をもっと積もう!
クレバスを模した入り口を通り抜けると、冒険家 植村直己の実際に使っていた道具や衣服などが展示されています。
植村直己は実に様々なことを成し遂げた方なのですが、
マッキンリー(アラスカにある北米最高峰の山。現在はデナリと名を変えている。2015年6月に「世界の果てまでイッテQ」でイモトアヤコが登頂・下山に成功)
に世界初単独登頂に成功し、14年後冬季初登頂を成し遂げたあと、下山途中に遭難し行方不明のまま未だ発見に至っていません。
この未だ発見されていないというところに、何か不思議な力みたいなものを感じ、夫婦で山の神秘の力について談義してました。
「見つからないという辺りに、すごい神秘を感じるな。
山の神に次のステージに連れて行かれて、そこでまた冒険してそう。」
「しょうもない人やったらきっと、速攻で発見されるねんで。助かるわけでもなくて。」
という、つまらないくだらない談義・・・。はい、スミマセン。実際はもっとドス黒い会話でした。
映像や展示を見た後は、中庭のボルダリングに挑戦しました!
生まれて初めてボルダリングをしたのですが、想像以上に軽く動く自分の体と運動神経に感激。
入門⇒全部・初級⇒3色・中級⇒2色・上級⇒1色と、色を選びつつ横へと移動するのですが、入門は余裕でクリア。
初級は飛ばして次は中級に挑戦しましたが、プルプル震えながらギリギリゴールに辿り着いた夫に比べて、まだまだ余裕を残してクリアしましたよ♪
決して運動神経は良い方ではないのですが、多分運動神経ではないんでしょうね。
センスです! (自分で言う。)
調子に乗って、「また挑戦したい~♪趣味にしたいー♪」なんてほざいてましたが、翌日両腕の筋肉痛に悲鳴を上げました・・・。
そんな筋肉痛の最中、GWの最終日に行ったのがアジュール舞子です。
【体験レポまとめ!】湯の原温泉オートキャンプ場は避暑キャンに最適!夏休みにリピ決定
長くなってしまいましたが湯の原温泉オートキャンプ場に初めて行った感想レポでございました。
いや~!本当に清潔で快適なキャンプ場でした。
キャンプ場内に温泉があるって、こんなに最高なんですね!家族全員温泉好きだし、シャワーだけだと味気ない上に赤ちゃん連れはやっぱ厳しいもんね。
できれば次も区画サイトB10を利用したいけど、きっとどこだって楽しめそうな予感。
子連れの酒好き夫婦には最適なキャンプ場を見つけました♪
風の怖さを初めて実感したキャンプでしたが、夏休みに水遊び&魚の掴み取り体験を目当てに、また行きたい!
私のキャンプ用品のお気に入りはUNIFLAMEが多いです。遠めで見たときのこの雰囲気と、天候やスタイルに合わせてアレンジが自由なところが気に入っている点です。